こんにちは、マキと申します。今回は、
思っている方を対象に、どうしたら文系からシステムエンジニアとして海外就職できるかということをご説明いたします。
かくいう私も在学時からずっと「海外で働きたい」と思い続け、社会人4年目にしてようやくその思いを実現させることが出来ました。
現在は紆余曲折のあと、ロンドンでソフトウェアエンジニアとして働いています。
なお結論から言ってしまうと少しでも「海外で働きたい」と考えているのであれば、
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目次
文系が海外就職するまでのロードマップ
文系が海外就職するにはまず行きたいと思う国のビザ要件について調べまくりましょう。
話はそれからです。
例えば英国だと大学卒業後に2年間就業できる権利が与えられます。
カナダだと現地のカレッジに行ってから就業するような人が多いように見受けられます。
アメリカだと年間の就労ビザ発行数が限られている、なんてことも聞きますし、
オランダだとフリーランスビザが取りやすいとかなんとか
、、とにもかくにも、何よりもビザを調べてください。そしてワーホリでも抽選でも配偶者ビザでもなんでも使えるものは使ったれ根性で行きましょう。
国によってはコロコロ就労ビザのシステムが変わるので、就業してみたい国は特によくチェックするようにしてください。
既に文系卒でもエンジニアとして数年の経験がある場合は、
ビザを調べた上で
CVを用意して現地企業に応募してみるか、
外資系入社からの駐在を狙うか
大学院や現地の学校卒業後の就業を狙うか、
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日本でシステムエンジニアとしての実務経験があった方がいいのか?
日本でシステムエンジニアとしての実務経験があった方がいいのか?という問いについてですが、答えとしてこれはあった方が良いでしょう。海外のエンジニア求人は基本的に数年の実務経験がある人を前提にしている、というのがまず1つの理由です。
また日本ではITエンジニアが不足しているので、新卒文系の人でも入社後に数ヶ月のプログラミング研修を受けさせてもらえる企業があるのですが、これは海外だと絶対にありえません。専攻した学部が入社する企業と関連していなければならないからです。
つまり文系でプログラミングを全くしたことが無いけど、海外就職してシステムエンジニアになる、というのはかなりハードルが高いです。
全くプログラミングに触れたことがない、またはシステムエンジニアという職種についたことがない場合は、一度日本で実務経験をしておくべきです。ここは日本の企業の「新人を教育して育てる」という文化にあやかっておいて損は無いと思います。
具体的にプログラミング研修を受けさせてもらえる企業はどう探すのかと言うと・・・
リクナビネクストに登録し、「プログラミング 研修」や「IT 未経験」などのワードで調べると、未経験でもOKかつプログラミングの研修がある企業を調べることができます。
またそもそもの話エンジニアになるに当たってプログラミングは避けて通れないのですが、
「自分はプログラミングができそうか」「職業としてやっていけそうか」ということ予めを見極めておいた方が良いと思います。
何故ならば、私も数々の現場を見てきてエンジニアは以下の2パターンのどちらかに分かれるからです。
・プログラミング最高!土日も勉強したい!(人生幸せなパターン) または
・プログラミングとかなんなの、全然楽しくない・・・(人生苦行パターン)
前者であれば天職ですが、後者だと地獄です。
なのであらかじめプログラミングが自分に合いそうかどうかを体験しておいた方が良いでしょう。
プログラミングに触れるという意味では
TechAcademy [テックアカデミー]でプログラミングの無料体験をやってみましょう。
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英語でのコミュニケーションは出来たほうがいいのか
英語でのコミュニケーションは出来たほうがいいのかということに関してですが、これはもちろんYesです。
東南アジアでブリッジSE(日本とアジアの国の橋渡し的な役割)をするのであれば、TOEIC730点ぐらいで問題なく仕事できます。
ソースは私です。笑。でも、私も大学生のときは、TOEICは500点ぐらいでした。笑。
でも、内定取得後にフィリピンのバギオで1ヶ月語学留学して730点ぐらいになりました。
そこからTOEICを130時間勉強して150点上げました(745点→895点)使ったのは2つだけ。
今はロンドンでソフトウェアエンジニアとして毎日コードと戦っていますが、コード以外にも英語がわからねーって毎日思っています。TOEICを900点近くとっても英国田舎出身ネイティブはマジで何言ってるかわかりません。(第二言語として英語を喋る人なら90%ぐらいは何言ってるかわかる)
あと日本人がなぜか大好きなTOEICだけでは英語は喋れるようになりません。
私がロンドンでソフトウェアエンジニアとして働けるようになった(面接を突破できた)のは絶対にオンライン英会話にコミットしてた時期があったからだと確信しています。特に今はコロナの影響でオンラインでの面接する企業が大半ですので、海外就職をしたい人はオンライン英会話は必須かと思います。
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英語の面接をたくさん練習する方法はオンライン英会話にあり。【NativeCamp】
システムエンジニアとして働くのはアジア圏か、欧米圏か
海外就職といってもアジア圏か欧米圏かによって就職難易度は大きく違ってくるかと思います。
アジア圏であれば案件も多く文系でも就職しやすいかと思いますが、欧米圏は文系の場合、難易度が高いです。
アジア圏に就職する場合
まずアジア圏に関してですが、アジアは人件費が安いので日本の多くの企業がアウトソージング(外部委託)しています。
IT企業だと特にプログラミングそのものはアジアの人にお任せして、それ以外のお客さんとの相談や設計書の作成は日本人がやるというケースが多いです。
そのためそのアジアの国と日本をつなぐ橋渡しとなる人材(ブリッジSE)の需要があります。
以前は中国でしたが最近は中国でも人件費が上がってきているので、最近はタイやフィリピン、ベトナムに移行している企業が多いです。
ためしに「ブリッジSE 求人」「Japanese speaker XX(行きたい国)」などで検索してみてください。Indeedなどのサイトでかなりの求人数が見つかると思います。
また、個人的にもざっくりとアジアのエンジニア求人の給与レンジ・生活費・手取りをまとめてみましたので、興味のある方はご覧ください↓
エンジニアのアジア求人を考察する【手取りや生活費まとめ】
欧米圏に就職する場合
欧米圏に関しては、日本より人件費が高いのでアウトソージングという業態はあまり無いです。本社が欧米圏にある外資系でも数ヶ月の出張ベースで、赴任というのはなかなかありません。
ソースは私です。笑。(昔、偉い人に本社アメリカに赴任させてくれと言ったこともありますが、断られました。悲しい。)
なのでシステムエンジニアとして欧米圏のIT企業で働きたい場合は、技術をアピールして入社するしかないです。技術というのはどれぐらいプログラミングができるかということです。
それかお金(貯金が500万円~)があれば欧米圏のコンピュータサイエンス系の学部を卒業するのが確実かと思います。
海外で働く上でなによりも重要なのは「労働ビザ」であり、日本人であるあなたが現地の人を差し置いて欧米圏で働く理由がないとだめなのです。
国としては外国人に雇用を奪われることはあまりよくないことですから、それをも凌駕してあなたが日本人として欧米で働く理由がいるということです。
寿司職人なんかはシンプルで、日本食の代表格である寿司を握るということが欧米の人には難しいので、寿司職人は欧米圏で働きやすいんですよね。
私はありがたいことにギリギリイギリスのワーホリに当選して、働く権利を得ました。
そこからどえらい面接プロセスを経て、やっとイギリスでソフトウェアエンジニアになることができました。
日本の採用プロセスとは異なるので以下参考にしてください。
イギリスでソフトウェアエンジニアとして転職する方法(2社オファー獲得の実体験から反省踏まえて)
欧米圏でシステムエンジニアになるには
というわけで欧米圏でIT企業に勤めるのは難易度が高いといいましたが、それでもなんか欧米ってあこがれですよね。
ヨーロッパ中心主義に毒されているのかなんか分かりませんけど、正直なところ欧米=いい感じというイメージありますよね笑。なんとなく。笑。
たださっき書いたように欧米圏で働くのは難易度が高いです。
じゃあ無理なのか…というとそうでもありません。
世の中には希望の星となってくれる方がたくさんいらっしゃいます。
- はっしーさん(@hassy_nz)
文系卒ですが、退職後にプログラミングを勉強してニュージーランドの現地企業で就職されています。ブログがとっても参考になりますね。
- Hidetoさん(@VancouBoys)
カナダの専門学校に通われたあと、現地のIT企業に就職されています。いいですね。
- ジャバ・ザ・ハットリさん(はてなID:tango_ruby)
文系卒からベルリンの企業に就職されていますね。すばらしい…。プログラミングに関する記事も参考になります。
システムエンジニアとして欧米で働いている人を調べてみたも参考にしてみてください。
冒頭で述べた通り、欧米圏でシステムエンジニアとして働くルートとしてはビザを入念に調べた上で
就業経験がない→日本で就業経験(できれば外資系)→CVを作成して企業に応募しまくる→面接
就業経験がない→日本で就業経験(できれば外資系)→現地の学校卒業→就業
就業経験がある→CVを作成して企業に応募しまくる→面接
就業経験がある→海外勤務、海外駐在の案件が豊富なJAC Recruitmentを活用する→駐在or移籍
なんらかの形で就業できるビザをゲット(結婚・投資家ビザ・フリーランスビザ・抽選ビザ、ワーホリetc)→就業
みたいな感じですかね。
まとめ
というわけで今回は、文系からシステムエンジニアになって海外就職するまでについて記載いたしました。
今回は企業に就職することを前提で書いていますが、もちろんフリーランスとなって日本の案件を受けつつリモートワークで稼ぐというのもひとつの手かと思います。
私は個人的にITの仕事をしながら色んな国に住むということを目標にしており、そのためにプログラミングの学習をしているなうです。
というわけで今回はここまでとします!それでは!