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セブ島に移住に失敗したくない人のために現実を暴露します

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セブ島には語学学校がたくさん存在しているのでその後、移住する人も多くいます。

セブに住み始めて3年目となり、良いところと悪いところが色々と見えてきたので移住の現実を暴露していこうかなと思います。

目次

セブ島に移住に必要なビザとは

セブ島に30日以上滞在する場合は何かしらのビザが必要になります。

観光ビザであれば、イミグレで延長をすることで最大3年延長可能です。

現地企業で働くのであれば、9gビザが一般的ですね。

リタイアメントビザなら35歳、2万ドルからとハードル低めです。

マレーシアのマイセカンドホームビザ(MM2H)は約1350万円ですからねw

参考:【日本脱出】東南アジアに移住について考える【ビザまとめあり】

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セブ島に移住にかかる費用は

セブでの生活費は後述するとして、セブ島に移住する時の費用を洗い出してみました。

・航空券往復、5万円前後(最初観光ビザで入るときは帰りのチケットの提示が必要)
・前年度の年収に応じた住民税1年分(年収などにもよるけど30万円前後)
・日本でしか買えないものをまとめ買い(数年分のコンタクトレンズ、特定の化粧品、持病の薬など)3万前後
・国際輸送(日本からセブにEMSで郵便物を送る方法)重さにより変動するけど数万円
・セブでのコンドミニアムのデポジット(私の場合、家賃の2ヶ月分でしたがオーナーにもよるかも)

ざっくりとですが、50万以上あれば良さそうですね。

移住する年数にもよりますが、数年スパンであれば医療保険は海外旅行保険ではなく(フィリピン現地採用の医療保険で40万円損した話【失敗談】)は現地の民間企業の保険に入った方が良さそうです。

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セブ島に移住にした場合の生活費

私の場合、セブの生活費は概ね8万〜10万円ぐらいです。

参考:セブの生活費を公開します【2017年9月】

ボンビーガールというテレビ番組やネット記事などで東南アジアの生活費は月5万円、物価は日本の1/3以下!という記事を見かけますが、

セブで月5万円で生活するとなるとそれなりな節約・犠牲は覚悟することになるかと思います。

例えば

・家はセキュリティガードなしの家かシェアハウス
・おしゃれはやめて現地の人と同じようにTシャツ短パン
・食事はローカル食堂で、カルボンマーケットで食材買いだめ
・娯楽はネットで頑張る

を貫けば月5万円ぐらいかもしれません。

実際に住んでみて、セブで高いと思うもの(日本と比較してそんなに安くないもの)は・・・

ですかね。

一方、日本と比較して安いと思うものは

・公共交通機関全般(バイタク、タクシー、ジプニー、長距離バス)
・人件費
・野菜とパン

という感じ。

野菜なんかはカルボンマーケットで週末に一気に買ってしまえばお得です。

人参(5本):60ペソ、約120円
マンゴー(2個):35ペソ、約70円
玉ねぎ(4個):50ペソ、約100円
キャベツ(1玉):25ペソ、約50円
バナナ(11本):75ペソ、約150円
さつまいも(1kg):25ペソ、約50円
もやし(200g):10ペソ、約20円
トマト(1kg):25ペソ、約50円

これ全てで600円ぐらい。おそらく1週間〜2週間は生きのびれると思います。

ただ安いといってもセブの物価は確実に上がってきています。

生活費まとめの記事を計算していたのが2017年9月ですが、その時と現在を比較すると、

2017年時点で1缶20ペソ(約40円)を切っていたスーパーのコーラは2019年5月時点では24ペソ(約48円)ぐらいになりました。

セブ島に移住でのコンドミニアム相場

場所にもよりますが、一人暮らし20平米前後で15000ペソ前後(30000円前後)でぐらい。

24時間のセキュリティガード、家具、家電付が基本ですね。

ちなみに一人暮らし20平米前後の1Kの部屋なら200万円ぐらいで購入できるそうです。

ITパーク、アヤラモール近辺は高いですが、そこから離れると安くなります。(ざっくり)

セブでコンドミニアムを探す方法

セブには日本によくあるような店舗型の不動産屋さんが存在しません。(一部、現地人向けではなく日本人向けの不動産屋さんはあるのですが、割高な気がしたので使いませんでした。)

不動産屋さんではなく、マンションの個々の部屋のオーナーから委任された代理人が色々と手続きしてくれます。

もし気になるコンドミニアムがある場合は、直接出向いて受付で話を聞くのが良いかと思います。おそらく代理人に話を繋げてくれるでしょう。

もしくはlamudiのようなサービスを利用しても良いかと思います。

私の場合はAirbnbにて部屋を探し、最初1ヶ月住んでみてから長期の契約をしました。

セブのコンドミニアムは色々と問題があるので、最初1ヶ月住んでみるという方法はおすすめです。

セブのコンドミニアム問題あるある

・排水がちゃんとできなくて、洗濯機、トイレ、シンクなどがつまる
・朝起きたらなぜか床に水があふれている
・Wi-Fiが遅い
・ありとあらゆる虫が出る
・停電する
・エレベータが壊れる
・同階住民の大音量映画またはカラオケ

セブ島に移住でできる仕事は?

セブ島に移住してできる仕事は多種多様です。

・ダイビングショップやホテル、ツアーガイド
・オフショアとしてIT系(フィリピン・セブで現地採用のエンジニアとして働く私の本音
・語学学校
・日本食レストラン
・マッサージ店
・ゲストハウス

などなど。起業している人もいるし、スタッフとして働く人もいて様々です。

フィリピンの所得税高すぎわろた

起業する側なら良いのでしょうが、スタッフとしてセブで働く場合は所得税が高いので要注意です。

エンジニアのアジア求人を考察する【手取りや生活費まとめ】

でも書きましたが額面5万ペソ(約10万円)で所得税は最高税率の32%になります。なので貯金が厳しいかも。

実際、額面5万ペソ(約10万円)〜みたいな求人は沢山あるので注意した方がいいですよ…。物価も実際そんなに安いわけではないので。

セブ島に移住の本音を暴露

セブ島に移住してみて良かったこと、悪いことを暴露していきます。

セブ島に移住して良かったこと

セブ島に移住して気づいた良いところ、悪いところををあげていきます。

陽気で優しい人が多い

2018年は幸福度ランキングで3位だったフィリピン(2019年はランク外になっていました。)ですが、

陽気な人が多いですね。ニコニコしていて愛想が良いです。

こればセブに限ったことではないですが、現地の言葉が全くわからないので

カフェで作業していて周囲の会話が聞こえない環境は集中しやすいです。

(新宿のカフェで勉強しようものなら必ず隣近辺からマルチ勧誘などの会話が聞こえてきてつらい・・)

あとはバイクがパンクした時なんかはみんな割と助けてくれます。特に田舎に行くとそうですね。

私がスマホの盗難に遭って走って追いかけて転んだ時(セブの治安を被害実例から説明するよ【油断大敵!危機感を持とう】

も、周囲の人が話しかけてくれました。笑。

暖かいので住みやすい

セブに限ったことではないですが南国やっぱりが良いですねぇ。

セブは常に気温が30度前後で、四季がありません。代わりに乾季と雨季があります。

参考:セブの気候や天気について雨季と乾季がどんな感じなのか在住者が話すよ

衣替えがないのがいい、日の入りが一定なのがいい、肌が乾燥しないのがいい、花粉症もないので最高です。

よく考えてみたら、四季の恩恵ってそんなにないんじゃないでしょうか。

日本の寒い冬におでんと熱燗というのはたまーに恋しくなるけれど、やっぱり寒いと外出したくないなぁと思ってしまう。

特に日本では夏から秋にかけてはなんとなく気分がしょんぼりしてくるので、年中暖かい国だと幸せです。

豊かな自然と遊べる

セブは豊かな自然に囲まれているのが魅力の1つでしょう。マクタン島にいけば、リゾートを楽しめますね。

ちょっと遠出したら、オスロブやボホールにもいけます。

参考:セブの観光でおすすめな場所をまとめました【旅行プランはバッチリです】

離島ならカモテス、カミギンもある。

ちょっと土日に遠方に出かけて、ココヤシとバナナしか生えてない一本道を通りつつ、海辺でのんびりしたり、泳いだり、洞窟や滝にいけるのがセブの良いところだと思います。

セブ島に移住して辛いところ

さて、良いところをご紹介してきましたが当然悪いところも存在しています。

公共施設などでサービス対応が残念すぎる

まず公共施設などのサービス対応が残念すぎるということですね。

銀行、役所、イミグレなどあらゆる公的サービスがアナログで待ち時間が長いです。

自動車免許、銀行での口座解説手続き、オンラインバンキング、WiFi、ビザがらみの書類などなど

一日潰れる覚悟で望まないとだめです。

2019年でもいまだに紙ベースだし、非効率この上なく、対応に時間がかかりすぎるので要注意です。

参考:セブで口座開設するもBPIに翻弄されしばらくオンラインバンキングが使えなかった話

ローカル食堂が美味しくない

タイや台湾はローカル食堂が300円以内で、美味しいものもたくさんありますね。

でもセブのローカル食堂のご飯は・・・食べれなくもないけど脂っこい、同じメニューしかない、味が濃い、のでおそらく飽きると思います。

それでもいいぜ!という人なら一食75ペソ(150円)ぐらいで済むでしょう。

セブのローカルフード食べるならカレンデリアへ!【超節約できる】【何ヶ月も通ってるなう】

ローカル食堂が無理・・・という人はファーストフードを食べるか、割高感のある日本食レストランに行くか、自炊です。

娯楽がないので飽きてくる

セブは住みやすいとは思いますが、娯楽がありません。

東京だとライブとかスポーツ観戦とかショーとかフェスとか美術館とかイベントとかご飯屋さん巡りとか公園巡りとかスポッチャとかディズニーランドとかあると思うんですけど、全くないんですよね。

娯楽がなくてすることもないので、正直なところ2年住むと飽きると思います。

インターネットで娯楽はOKという人にはうってつけでしょう。

バイクが乗れないと不便

もしセブに移住するならモータサイクルに乗れた方がいいですね。乗れないとむしろ不便だと思います。

車は渋滞するので、進まない。バイタクはボラれるし不安定。タクシーは道順説明がめんどくさい。ジプニーはいける場所が限られている。

自転車乗ってるのほぼ男性。という感じで自家用モーターサイクル択一だと思います。

参考:セブでの移動手段を8つ説明するよ!【交通事情を把握】【あなたはどの乗り物にする?】

まとめ

というわけで今回はセブの移住について、あれこれと書きました。

ぶっちゃけセブは飽きてしまったので、次の拠点を探していきたいですね。

それでは!


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