フィリピン・セブ島で現地採用として働いていた私ですが、医療保険に関しては失敗してしまいました。
結果的に40万円を自腹で払うことになりましたので、「人生はブログネタ」の鉄則のもと、なぜ40万円も損してしまったかについてお伝えします。笑。
これから現地採用を考えている方の参考になればと思います。
本記事で分かることは
・クレジットカード付帯の海外旅行保険で十分がんばれる
・現地企業にも多少なりとも保険がある
・海外旅行保険高すぎ
・海外旅行保険は車両事故は保証されない
・海外旅行保険は虫歯や抜歯にも適応されない
・現地採用は羽目をはずさなければそんなに病気にならないし、事故にも合わない
です。
目次
フィリピン現地採用の医療保険で40万円損した理由
結論からいきますね。
私はセブに来る1ヶ月前ぐらいに大慌てで大手保険会社の海外旅行保険と契約しました。
2年間で40万円のお支払いです。で、フィリピンに住んだ2年間で海外旅行保険にお世話になったのは2回のみ。
この2回で使った額は日本円で5万円もいかないと思います。
全然貯金で賄える範囲でしたねw
ちょっと前に「詳しいことはわかりませんがお金の増やし方を教えてください」という本を読んだのですが、
医療保険は独身で守るべき家族がいない場合は入らなくてもいいという意見に完全同意です。
そもそも保険は貯金できない人が入るもの、とも言いますし….
当時セブ島の治安、衛生がどれほどかということがわかってなかったとはいえ、自分の金融リテラシーレベルと情報収拾力の甘さが悔やまれます。
2年間セブで過ごしてきての個人的な意見ですが、フィリピンの現地採用ならわざわざ海外旅行保険に入らなくてもいいかなーと思います。
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現地採用はクレジットカードの海外旅行保険で十分がんばれる
極論ですが、海外旅行保険はクレジットカード付帯の保険で頑張れると思います。
通常クレジットカードの海外旅行保険は3ヶ月ほどしかカバーされませんが、
クレジットカードの利用付帯を活用してバス、電車、飛行機などの交通機関を購入すると3ヶ月延長できるそうで。
セブに来る前はそのことを知らなかったんですね〜〜涙。情弱でした。
さらにA8.netなどのセルフバックを活用したらキャッシュバックがあるので、
10,000円前後もらいつつ、海外旅行保険ゲットできるというわけです。
なので、現地採用が決まったら・・・
・A8.netなどに登録して、セルフバックでクレジットカード発行
・クレジットカード発行後は、公共交通機関の利用付帯の海外旅行保険を延長
・最低限の保険は保ちつつ、健康を維持する
という感じですかね。ただクレジットカードによっては制限・制約があるので、ご注意を。
余談:
私は日本を出る時に某青の銀行に問い合わせたら「海外では使えない(現金をひきだせない)」と言われてしまったので三井住友の口座とクレジットカードと新たにつくったんですよね。今思えばセルフバックしておけばよかったと悔やまれます。
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フィリピン現地採用が海外旅行保険にお世話になったケース
フィリピンに住んだ2年間で海外旅行保険にお世話になったのは2回のみ。と冒頭で書きました。
まず1回目は食あたりです。
急激にお腹が痛くなり、お世話になりました。
今考えるとお腹が痛くなる直前に参加したホリ◯モン祭りinCebuで食べたマグロのお寿司に当たった気がしています。笑
ヘルプデスクにキャッシュレスで通えたのはよかったです。
2回目はジプニーに乗っていて買ったばかりのスマホが盗難に遭いました。さすが盗難アジア…
セブで盗難にあって警察に被害届(ポリスレポート)をもらい保険申請するまでの流れ
ポリスレポートなどの取得が非常にめんどくさかったですが、お金は戻ってきました。
総額5万円も使ってないと思いますね…笑。
むしろ海外旅行保険代を取り戻すためにハメを外してもよかったのかもしれないとさえ思います。笑。
フィリピン現地採用が海外旅行保険適応外で困ったケース
1年間で20万円もする海外旅行保険さんですが、万能ではありません。
歯の治療と、車両事故は適応外なんですね〜〜。なのでそのことを念頭に置いておく必要があります。
海外旅行保険適応外な歯の治療
まず、虫歯とか抜歯には海外旅行保険は適応されません。
ですが私は親知らずが虫歯になってしまったため自費で4万円ぐらい払いました・・・つらみ。
親知らずの抜歯だったので4万円になりましたが、虫歯だけだったらもっと安いかも。
セブの歯医者で親知らずを抜いて分かったこと【ドゴール以外で3つの歯科紹介】
現地採用の人は歯はとにかく大切にしましょう。
ちなみに歯科矯正は16万円ぐらいでできるそうなので、日本でやる(100万円前後)よりかはお得ですね。
海外保険適応外な車両事故
後から知ったことですが、海外旅行保険では車両事故は対象外です。
現地民の足として愛されるモーターサイクルですが、事故った場合は自己負担です。
以前カモテス島に遊びに行ってモーターサイクルをレンタルし、マリオカート初級コースばりの優しい道を走っていたにも関わらず、ぶつけてしまいました。
5000ペソぐらいお支払いすることになって、一週間ぐらい凹みました。
カモテス島の観光・行き方・オススメのホテルをサクッとまとめたよ【セブからすぐ行ける】
バイクや車に乗る人は気をつけてくださいね。
よく考えればとっても便利なバイタクもゆるゆるのヘルメットだし、そこそこ怖い乗り物ですね。
ドライバーは自動車保険に入っているのでしょうか。
フィリピンの現地採用が使える会社の医療保険とは?
フィリピンの現地採用として、会社で医療保険がないこともないです。
「Philhealth(フィルヘルス)」と「intelicate(インテリケア)」というものが存在しています。
「Philhealth(フィルヘルス)」は入院などする時に高額な医療費用を会社と個人で折半できるそうですが、ぶっちゃけ使ったことはありません。
「intelicate(インテリケア)」は確か5000ペソ/年ぐらいまで使えた印象です。
問診とかちょっとしたことで病院に行く時に診察代を払えました。
なのであるといえばあります。会社になければ現地の民間企業の保険に入る方が良さそうですね。
余談:
個人的な話ですが、セブに移住して病院にお世話になることが減りました。
東京で働いてたときは胃腸科、眼科、内科、皮膚科と行ってましたが、仕事のしすぎと寒さから引き起こされていたものだったと今では思います。でも現地採用になるまでに日本のかかりつけ医からありったけのお薬をもらっておいたというのもあるけれど・・・
フィリピンの現地採用が保険にお世話にならないためにすべきこと
基本的には保険はギャンブルだと思うので、現地採用が決まったら保険にお世話にならないように気をつけましょう。
・海外だと思って気を抜かない
・健康を維持する
・消毒ジェルを持ち歩く
という3点を気をつけていれば病院や警察のお世話になる確率は減らせる・・はず。
海外だと思って気を抜かない
危険な目にあっている人はだいたい夜に酔っ払って出歩いているとか、スマホ・財布をズボンの後ろに入れているケースが多いような気がします。
滞在期間が長くなると気が緩みがちですが、(私もスマホが盗難にあったのはセブにきて一年がすぎたぐらいでした。)
ここが海外だということを忘れずに生活しましょう。普通に生活していれば盗難にはあいません。盗難対策には他にも
・部屋の鍵はちょっとした外出でも閉める
・カバンは前掛けにする
・必要以上の現金を持ち歩かない
・日本人っぽい格好をしない
・スマホをジプニーで触らない(特に入り口に近い席では)
・夜遅くまで出歩かない
というのが大事ですね・・・。
健康を維持する
フィリピンのセブには正直娯楽がないので食べることがエンタメになってしまいがちです。
が!油断するとすぐ太るので健康には注意しましょう。笑。
娯楽は食べることではなくマッサージがジムが良いにしてしまうのがおすすめです。
セブでジムに行くならオススメはHoliday Gym & Spa Cebu【コスパ最強】
消毒ジェルを持ち歩く
ジョリビーで注文して現金を払ってそのままチキンを素手で食べようとしている人は危険です。
現金はまじで菌の媒体になっている気がしますね。
道端で立ち◯ョンしてるおじさんをよく見かけますが、
そのおじさんたちが手を洗わず、消毒ジェルもつけず、タクシーでお金を受け取り、その現金がジョリビーに流れ、そしてジョリビーでお釣りをもらったあなたの手にも・・・・笑。
薬局などで20ペソぐらいで購入できる消毒ジェルがおすすめです。
ごはんを食べる前にはさっと手に塗り込みましょう。
まとめ
という訳で今回はフィリピン現地採用の医療保険で40万円損した話をお伝えしました。
これから現地採用に挑もうと思っている人の参考になれば幸いです。
それでは!