イギリスの就労ビザに必要なIELTS for UKVI Academicを受験してみました。
この試験がなんのために必要で、どんな対策をしたらいいのか、試験当日どんな感じなのか、ということについて記録を残しておこうと思います。
私は一週間前ぐらいから試験対策をしてOverall 6.5(CEFRのB2相当)を取得しました。(なんとも微妙なスコア、、、)
※あくまでも本記事は個人の経験を共有しているまでであり、個々人のビザ申請につきましては必ず最新の情報をgov.ukのサイトで確認されることをおすすめします。本ブログではいかなる責任も負いません。
目次
IELTS for UKVI Academicは何に必要?
イギリスの就労ビザ(Skilled worker visa)の申請には(2022年8月末時点では)gov.ukのサイトに要件が記載されている通り、4技能(スピーキング、リスニング、ライティング、リーディング)でB1以上の証明が必要です。
就労ビザの他にも、大学や大学院に申し込む際にも使えるようです。(必要スコアは大学によります。)
以前IELTS Life Skills B1を受けてみた(対策・注意点など)という記事を書きましたが、このIELTS Life Skills B1というのはスピーキング・リスニングの項目しかなく、市民権・配偶者ビザ用のテストであり、イギリス就労ビザには使えなかったみたいなので、受け直し、ということです。
PTE Academicの対策法と受けてみての感想という記事でも書いた通り、PTE Academicというパソコンで完結する英語試験でも就労ビザの申請は可能です。
PTEは試験時間が短く(2h)、結果が出る時間が早く、比較的席の空きも多く、受験料も比較的安いです。ただ問題形式が奇妙奇天烈なので、試験対策に十分な時間が割ける方にはおすすめです。
逆にいうとIELTSは試験にとっつきやすいのはあるのですが、試験に(スピーキングを同日にやった場合は)半日取られ、試験結果が得られるまで3〜4日かかり、試験の席が混みやすく、受験料はPTEより若干高いです。
私は不本意ながら両方受けることになったのですが、スコア自体はIELTSの方が高かったです。参考までに。
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IELTS for UKVI Academicの対策方法
IELTS for UKVI Academicの対策方法といってもどれぐらい試験までに準備期間があるかにもよるのですが、
試験一週間ぐらい前で、問題形式に慣れたい、過去問に触れたい、という場合は個人的にはeltssuccessがおすすめです。
こちらはPTE Academicという試験を受ける際にも活用して、画面が見やすく使い勝手のいい学習サイトでした。
スピーキングに関してもパソコンがオンラインで採点し、自分が話している英語がどう認識されているかが分かるので軌道修正しやすいです。
試験までに二週間またはそれ以上時間がある、という方はネイティブキャンプの無料体験で「デイリーニュース」や「スピーキング」のコースを取ってみることをおすすめします。
ネイティブキャンプは一回が30分で短いため集中しやすいのと多岐にわたるIELTSのトピックに対応できるような豊富なコンテンツが何よりも最大の魅力だと思います。
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IELTS for UKVI Academicの当日の流れ
IELTS for UKVIの当日の流れをご紹介します。
基本的にはIELTS Life Skills B1と同様なのですが、集合時間が以上に早いです。
私の場合、10時開始の試験なのに8時30分集合でした。イギリスでは珍しくこの集合時間に遅れた人は(テストは受けさせてもらえていたようですが)遅刻したことを怒られていましたw
集合時間を過ぎてようやくパスポートと共に受付をしたり、写真撮影をしたり、指紋採集をしたりしながら控室で待ちます。
..すごくどうでもいい余談。
私が試験を受けたその日、あまりにも暇すぎて待ち時間でコーヒーを買おうとしていました。
なぜかカードのタッチ決済機器が不良で、店員さんとワタワタしていたら、なんと後ろに並んでいたイケメンが私のコーヒー代を払ってくれたのです!
そんなナイスなイベントが発生してその日はずっとハッピーでした。
諸々の準備が整うと一斉に別室に案内され、荷物を預ける代わりに番号札を受け取り、パソコンの前に座らされます。リーディング、ライティングなどの各セクションごとにIDが紙で配られ、ログインして試験を進める、というスタイルです。
リスニング、ライティング、リーディングの順で行われ、途中が確かライティングとリーディングの間にトイレにいけるチャンスがあった気がしますが、基本的にはトイレは済ませておくようにしましょう。
リーディングまで終えたら、(スピーキングを同日に受ける場合は、)XX時までに戻ってきてねという紙を渡されます。
まぁ待ち時間の長いこと長いこと。
適当に数時間カフェなどで時間を潰して、また試験会場に戻り、再度本人確認、写真撮影、指紋採集をして、待合室でひたすら待ったあとは、12畳ぐらいの広い部屋に案内されレコーディングされながら一対一のスピーキングとなります。
じーっと見つめられてひたすら英語を話すのはめちゃくちゃ緊張しましたが、年配の女性で相槌を打ってくれるタイプの人だったので、割と話しやすかったです。
ただ、私はPTE Academicでもそうでしたがやはりスピーキングの点数が一番低かったですw
最後に
というわけで今回はIELTS for UKVI Academicについてでした。
もう二度と受けたくないですね。いつか私の英語レベルがC1になる日は来るのでしょうか。
それでは