こんにちは、普段はセブ生活について色々とご紹介しているMaki@Cebuです。みなさん突然ですが日本の若者と接していますか?私はセブにきてあまり日本の方と関わることは少なくなってきましたが、セブに長期滞在していてふと気づいたことがあります。
「日本の若者怖い!」ということです。笑。私もまだ20代で、日本の平均寿命を考えるとまだ若い部類に入るのかもしれませんが、そして、「怖い!」というのは言い過ぎかもしれませんが、私はどうも日本の若者(同世代~それ以下)が苦手なようです。
というわけで今回は何が怖いのかということと、どう対処していくかについて考えてみましたので、同じように日本の若者怖いとか、なんか苦手という方にとって参考になればと思います。笑。
若干負のオーラがただよっていますので、それほど興味のない方にはこちらの記事でリゾート気分になっていただくか、猫ちゃんの記事に癒されるほうがよいかも知れません…!
セブのSMシーサイドにある猫カフェにいってみたよ!
パシフィックセブリゾートってどうなの?【1000ペソ以下でデイユース】
目次
初対面のときに確認されるステータス
日本の若者の何が怖いかを列挙するとですね、やはり、ステータス(学歴・職業、所属する会社、居住区など)によって自分のアイデンティティを保とうとする感じが怖いんですよね。
私立より国公立がよく、文系は理系に馬鹿にされ、事務職やブルーカラーよりも総合職がよく、就活生は総じて総合商社とマスコミを目指し、千葉県より都内に住んでるほうがいい、みたいな暗黙の了解のことです。
例えば合コンとかなんかのイベントで初対面の人と絡むときに、必ず来る質問が
「なにしてる人ですか?」
ではないですか?
その人がどんな人なのかを知る上で職業、というのがもう怖いです。なんか秤にかけられているような気分でしかないです。笑。
考えすぎかもしれませんが、この「なにをしている人ですか?」の裏側に、「この人のステータスは自分よりも上なのか下なのか知りたい」みたいな思いがある気がして、この質問をもらうだけでもう心ぐるしくなるんですよね。笑。
そしてこの質問で心苦しく思うのは自分の職業を含めたステータスに満足していない人なんです。
もし自分が東大卒で、総合商社に勤めで、港区に住んでいたらおそらくそうは思わないはずなので…笑。
というわけで、このステータスを以ってして人を判断しあう行為を勝手に、
「大乱闘マウンティングブラザーズ」と名づけました。
いろんな任天堂のキャラが戦う「大乱闘スマッシュブラザース」と自分の方が上だ、幸せだと格付けするという意味の「マウンティング」という言葉をかけあわせて、若者がお互いに腹を探り合う様を現しています。
私が日本を離れて一番開放されたのは暗黙的な大乱闘マウンティングブラザーズです。
上手く言えないですが例えば初対面で「何してる人ですか?事務とか?(=あなたは私より稼いでなさそうだ、聞こえる)」と質問をしてきて、
「SEです」というと「あ〜激務らしいですね笑(社畜乙)」みたいなやつ
— Maki@セブ現地採用 (@makiron323) 2018年3月13日
上記の通り、システムエンジニアという職業は「IT土方」という言葉もあるように薄給で激務なケースもあります。実際に私も日本で働いていたときは40時間ぶっ続けで仕事したり、2ヶ月ずっと終電、ということがありました。一般的なイメージと相違なく社畜といいうものだったと思います。笑。
もちろんその状態に満足しているわけではなかったので、自分の職業がシステムエンジニアといいたくなかったんですよね。笑
ステータスにて相手を格付けしあう日本の若者こわし。
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リア充・インスタ映えしなきゃいけない感じがこわい
次はこれですね。SNSの発展に付随していると思いますが、「自分の人生がいかにキラキラしているか」をFacebook、InstagramなどのSNSに投稿するキラキラ競争がすさまじいので怖いのです。
*夏は大人数で海に行かなきゃダメ
*恋人と四季折々のイベントを楽しめなきゃダメ
*大勢の人と写真をとって出会いに感謝してないとダメ
*女性はネイルがかわいくて、髪がつやつやしてて、くちびるがつやつやじゃなきゃダメ
*夜はクラブで踊ってないとダメ
*誕生日は大勢の仲間に祝ってもらわなきゃダメ
みたいなやつです。笑。苦しくないですか。ついていけなくて怖いんですよね。笑。
女性に関してもう少しいうと、ファッション誌にのっているメイクとお洋服についていけないとダメだみたいな風潮がありますよね。
今期はこの型のスカートが流行なので、そのスカートをはいていないやつは流行おくれなのです。笑。こわすぎませんか?着なきゃいけない、だなんで制服のようですね。笑。
そのキラキラした写真の投稿に「いいね!」がどれぐらいつくか、ということも最近はステータスになっているように思います。FaceBookの友達が○人、ツイッターフォロワーが○人、いいねが○件、などなどです。
確かに現在は「Twitterのフォロワーが○万人で、宿泊代○円引き」「ブログのPVが○だったら、英語留学が0円!」なんていう評価経済的なことも発生していますので、侮れないですけどねSNS。笑。
充実度と見栄えをアピールをしあう若者怖いっ!
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結婚とキャリア的な行動ありきの問題をひたすら話し合う
これは就職して2~3年たった若者にありがちなのですが、居酒屋またはカフェで永遠と「転職と結婚」について結論のない話をしているということです。笑。
まず転職について。まず勤めている会社の愚痴からはじまるんですよね。「私の会社の上司が~」「給与が~」「スキルが~」「将来が~」です。
なやみは多種多様ですが、それらの問題は何かしら行動することでしか解決はないんですよね。上司に不満があれば言うか、避けるかだし、給与は昇進するか転職か副業、スキルは勉強すればいいことだし、将来は分からないです。
不満への具体的な解決策を友達と精査する(=例えば、転職中でA社とB社の面接を受けているが、どちらがよいか)ぐらいならまだ救いがありますが、
「転職したいな~でもな~」を集まった各々がずっと話し合しあうという光景を個々最近は数多く目の当たりにしてきました。
結婚に関しても同様です。「いつまでに結婚するか」「どんな相手がいいか」「どうやって出会うか」「子供は」「出産後の仕事は」です。これらの議題を息をするかのごとく自然と投げかけあうのです。その後は「今の恋人が~」「出会いが~」が来ますね。
基本的には結婚したいのであればいつまでにしたいかと、どういう人生をおくりたいか、からの逆算で方向性がみえると思うんですよね。
「いつまでにしたいか」ということに関しては、例えば30歳までに結婚したいのであれば、最低1年は同棲、付き合う期間は1年、ということで少なくとも28歳までには結婚の可能性がある人との出会いが必要、という風に考えていけばよいわけで、
「どういう人生をおくりたいか」ということに関しては、自分の趣味・価値観などを明文化した上で、あとは確率論での出会いをもとめていけばOKですね。
趣味の場合は分かりやすいですが、理解のありそうな人が集まるところを狙うということです。スポーツがが好きなら地域のジムだったり、テニスクラブでしょうし、それが音楽であれば社会人楽団の見学をしたり、ライブハウスをめぐったりなんかでもいいと思います。
ということで、なぜか若者って、行動すべきことは明確でよく考えれば自己完結するであろう悩みらしきなにかを居酒屋やカフェやファーストフード店で永遠と語り合うんですよ。笑
自分がカフェで勉強してるときに隣の若者がそういうことを話していたり、SNSでそのような内容を話している人がいたり、実際に自分がそうだったり、自分の知人がそうだったり、ですね。笑。
20代後半からの人生に悩む時期を「クォーターライフクライシス」というようですが、まさにこれですね。
語りあって、共感しあうことで精神的に救われるなら多少はいいかもしれませんが、「仕事とは?」「結婚とは?」の議論のやりすぎは良くないと思いますね。ドツボにはまります。
クォーターライフクライシスを生き惑う答えのない若者の会話こわし!
日本の若者にどう対応していくか
というわけで何が怖いかを列挙してきましたが、ここからはその恐怖に対してどう対処していくかについて考えていきます。
自分と似たような若者に関わらない
とりあえず、これですね。「自分と似たような」とつけました。
なぜかと言うと自分と似たような人と一緒にいても自分の悩みは解決されないですし、なにか行動をしようとするモチベーションにもならない為です。
逆にいい意味でも悪い意味でも自分とかけ離れている人に接するのは何かしらの刺激になると思うのでいいかと思います。
例えば、転職で思い悩んでいるときに、同じように転職で悩んでいる友達とカフェでお話をするのはよくないですね。傷のなめあいにしかならないです。
転職で悩んでいるときは、自分のなりたい方向でうまくいっている人に会いにいって、なりたい方向へ進む背中を押してもらうことです。
もっと例えばの話をすると、大企業をやめてベンチャー企業に転職しようかなと思っている場合は、「大企業で働いている人」に相談するのではなく、「ベンチャー企業でバリバリやっている人」に話をした方がいいですね。
逆にそのシチュエーションで、大企業で働いている人に相談をしに行くのは「ベンチャー企業に行こうとしている自分を引き止めて欲しい」という心理かもしれませんが。
あまり話しをしない方がいいのは、「同じように大企業をやめてベンチャー企業に転職したい人」です。
お互い情報交換してモチベーションを高めあえるのであればいいですが、大体は「はぁー不安だね、どうしよう、空から100万円ふってこないかな」みたいな感じになります。
SNSは限りなくブロックしていく
SNS内で、自分にとって最適で都合のいい環境を作りましょう。自分が少しでも不快に思うもの、見たくないものは正直にブロックまたはミュート(投稿の表示回数を減らす)でオッケイです。
SNSのタイムラインは常に自分が高揚したり、ハッピーになる投稿であふれるようにしましょう。笑。
そもそもSNSの利用回数を減らすことも得策です。一日に何回開いてるか認知して、○回にへらすまたは1日1回にする、なんていうルール決めでもいいかもしれません。
また、自分の投稿を限定していく、または一切やめるというのもアリですね。自分が投稿するから反応が気になったり、他人の投稿が気になったりするわけですので。
多くの人からの承認欲求をぐっと抑え、「私(俺)めっちゃええやんけ、笑」って毎日自己承認しておきましょう。
相対評価ではなくて絶対評価をする
これも大事ですね。よく言われることですが他人との比較はNGです。若者の大乱闘マウンティングブラザーズに参加してはいけません。
やるなら牧場物語のような、自分の牧場をひたすら成長させていくゲームのイメージで行きましょう。常に「当社比」でいいのです。
自分の10年前を思い出してみて、どうでしょうか?おそらく10年前に比べて色々な状況が変わっていて、もちろん出来ることも経験したことも増えていると思います。そこから自分を評価して今後10年を考えればいいのです。
10年前の私は高校生だったと思いますが、通っていた高校がいわゆる自称進学校だったため、理不尽がたくさんありました。
ほぼ洗脳に近かったと思いますが、学歴がこの世の中の全てで、国公立大学にいけないやつは人ならず、みたいな雰囲気があり自分の学力が当時芳しくなかったため、かなりうつっぽい状態になっていました。
昼休みにみんなでワイワイ集まってお弁当食べてたら教師が来て「お前ら何しとんかちゃ(北九州弁)」と怒られ各々自席で英単語帳をみながら弁当を食べなければならなかったり、雪で電車遅延して宿題提出が遅れたときにノートで殴られたりした私の母校(自称進学校)はどう考えても網走刑務所でした。笑 https://t.co/naxxDSD3bf
— Maki@セブ現地採用 (@makiron323) 2018年3月1日
いまやもう大学名なんて特に気にならなくなりました。そんなもんです。
配られたカードで勝負し、当社比で自己成長を考えていれば、若者の大乱闘マウンティングブラザーズに偶然出くわしたとしても、ダメージはないです。
行動をする
最後に行動をするですね。自分も常に気をつけたいと思っていることですが、自分の悩みの改善は自分の行動によってでしか変わらないということです。
若者が怖いという不快さを認知すると言うところから、「なにが怖いかをたな卸しする」「そのことをブログ書いてみる」も行動のひとつだと思います。
もちろん、「自分と似たような若者から距離を置く」「SNSで不快な投稿をミュートする」も立派な行動です。
不快だと認知しつつも何もしないのはよくないですね。少しずつ自分にとって最善の環境を作りましょう。
まとめ
というわけで今回は日本の若者が怖いという話とその対処法についてご紹介させていただきました。どなたかの参考になるかは分かりませんが、とりあえず投稿してみた次第です。それでは!