※この記事はあくまでも個人的な体験を書いたものであり科学的・医学的根拠に基づいたものではありません、あくまでも参考程度に読んでください。
イギリス生活はつらいよにも書いた通りイギリス生活がつらいので(先進国に住んでおいて何言ってんだみたいな視点はさておき)、うつになってしまいました。
具体的には
夜になると悲しくなって涙が止まらなかったり、
ひどい時は日中もその症状がでて仕事に集中できなかったり、
好きだった旅行にいっても何も感動がわかなくて航空券取り直して途中で帰ってきたり、
家にずっと引きこもってゲームしてたり、
やる気がでなかったり出社するまえに異常に陰鬱になったり恐怖感を感じたり、
将来に希望が持てなかったり、
なんとなく体に気だるさがあって頭がどんより重い、
などなど。。参考:イギリスでうつになってしまったので色々試した結果
そんな感じで家にひきこもって鬱々していると、ありがたいことに優しい友人が私にムチを打ってくれて、外に連れ出そうとしてくれました、またそれと同時進行で
新規のカルト宗教かってぐらいにジムに行くことを勧められました。初めは心のなかで中指をたてていたのですが、
それでも友人が諦めずに私がジムを契約するまでジムでの自撮り写真を送ってくるのでしぶしぶ契約することにしました。
結果的に一ヶ月で21日ジムに通うことができました。同時に糖質制限もしたのでそのやりかたと個人的に感じた効果を書いていきます。
目次
前提:どういう状況からどういう運動と糖質制限を始めたか
軽く前提を書きます。
どういう状況だったか?:
そもそも一年ぐらい前にダイエットにハマっていたときは定期的にジムに行っておりピラティスやヨガ+食事制限(一日1200kcal)で12kg痩せたのですが、もろもろの事象が重なり見事きれいなV字回復(リバウンド)を遂げていたのでした。
うつが完全に決まっていたのでかなり体にわるい食事をしていました。
炭水化物ばっかりとってUberEatsでジャンクフードばっかり頼んだり、なんか急に甘いものが食べたくなる衝動に襲われたりすることが多かったです。
どういう運動を始めたか?:
兄弟にプレゼントしてもらって未完了のリングフィットがあったので、それをつかって筋トレをしてから、ジムで30分のウォーキングをしています。
どういう糖質制限を始めたか?:
基本的に小麦、米、をとらないようにしました。
朝はヨーグルトとフルーツ、お腹がすいたらプロテイン+牛乳、昼と夜はサラダ+肉または魚
という感じです。プロテインが空腹感を減らしてくれているように感じます。
以前は一日の摂取カロリーが1200kcal以下になればなんでもいいや、っていうダイエットをしていましたが、今回はカロリーはさほど気にせずタンパク質を中心にとる生活にしています。
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うつに効果はあったと思うか?
1ヶ月で21日運動と糖質制限して、うつに効果はあったと思うか?
という問いに関して、個人的に感じることができたことは以下の通りです。
・食欲がおさえられるようになった
・体重は緩やかに減少傾向(食事制限より効果ないが)
詳細をみていきましょう。
薬よりもいいかもしれない:
うつになってからSSRIという薬を毎日摂取していて、確かにある程度の効果を感じましたがそれでも諸症状が続いていて、量を増やそうか迷っていたところでした。
ただ、運動を続けてからはかなりメンタル状態が改善されたように思います。依然としてこの記事の冒頭にあげたような症状(気分が落ち込む・夜無性に悲しくて泣く)が完全に0になるわけではないですが、運動の方が薬よりも大いに役に立ったとおもいます。
おそらくウォーキング30分=リズミカルな運動がセロトニンを出すのに役立っているのでしょうか。
以前ジムに通ってピラティスやヨガ(いうなれば静的な運動)をしていたときも、ウォーキング30分を続ける方が気分の改善に役立ったように思います。
食欲がおさえられるようになった::
色々Youtubeの健康系の動画を見てきた限り、運動による交感神経の刺激で食欲がおさえられるらしいのですが、確かに運動を習慣にしてからは甘いものをドカ食いしたいという衝動がなくなりました。
また砂糖には中毒性があることや、十分なタンパク質と取れていたら本来お腹は空かないというのもYoutubeから学んで、その通りだなと感じています。
どうしてもお腹がすいてきたらプロテインをさっとオートミールドリンクに溶かして飲んでいます。
体重は緩やかに減少傾向:
21日運動と糖質制限をつづけてみて、一日1200Kcalの制限をしてたときよりは体重の減少は少ないですが緩やかに減少傾向にあります。
それほどストレスなく食事をしっかりとっている感覚があるのが糖質制限の嬉しいところです。
一日1200Kcalの制限をすると体重は確かに減るのですが、水分と筋肉が落ちていただけなので、リバウンドもしやすいんですよね。
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どうやって続けるか
運動と糖質制限で最大の課題は「どうやって続けるか」ですよね。ここで私が鬱状態から21日続けられた秘訣をあげていきます。
・自撮りを友人に送りつづける
・友人に健康アドバイスを聞いてみる
・3週間、ハードルを低めにして続ける
・運動しながらYoutubeのハウツー系動画をみる
・Youtubeで洗脳する:
近年無料で質の高い本の要約やハウツー系のコンテンツがYoutubeで見れるようになりました。
「ダイエット 方法」「効果的な運動方法」「痩せるための食事」などを片っ端から見ていって、自分の脳をまず健康志向に洗脳していきましょう。
・自撮りを友人に送りつづける:
月並みですが一緒に頑張ってくれる人がいるのはいいことです。
私がジムに行くのを渋っていたとき、なぜかわかりませんがあらゆる知人・友人から「ジムはいいぞ、ジムにいけ、食事も変えろ」と言われる事案が立て続けにおこり「もはやこれは天命か?」とさえ思っていたことはさておき、そのなかでもある友人がチャットグループをつくってくれて、
そのなかのメンバーはみな、ジムに行くときに自撮りをそのグループチャットにおくるというルールになりました。
始めは自撮りが恥ずかしかったですが、徐々になれていきますし、リアクションとしてスタンプをもらえたり、励ましあえたりするのはモチベーションになります。
どこか報告先を作るというのはいい作戦だとおもいます。
友人に健康アドバイスを聞いてみる:
Youtubeでの洗脳、に近いのかもしれませんが同僚や知人などに健康アドバイスを聞きまくりました。
30超えるとどんな人でも健康に対する持論を持っているものですし、いい本を勧めてくれたり、経験を語ってくれるので有益です。
ダイエットしてると話すことで、自分に縛りをもうけることも有意だと思います。(少なくともオフィスでは高カロリーなお菓子とかたべれなくなりました。言った手前・・ね、、)
・3週間、ハードルを低めにして続ける:
これまた月並みですが、始めたばかりならハードルを低めにすることは大事です。
最初は滞在時間が10分でもとりあえずジムにいけばOKとすることにして、3週間たてば自然と習慣化されるはずなので、ジムに行かないと気持ち悪くなってくるはずです。
・運動しながらYoutubeのハウツー系動画をみる:
私はウォーキングしながらさらにYoutubeのハウツー系をみて健康や運動に関する情報をあつめて日々に活かすようにしています。(投資とか本要約もみますが)
運動しながら何かを学習すると記憶に残りやすいので一石二鳥です。
最後に
うつなときほど運動しようなんて発想はまったくおきないものですが、でもやっぱり効果があって、友人には感謝してもしきれません。
どうかこの記事が家で陰鬱な思いをしている人にとって少しでも行動を起こすきっかけになれば幸いです。