フリーランスエンジニアは営業しないとダメだよなぁとつくづく思います。
先日、高田ゲンキさんの「フリーランスで行こう」という漫画を読ませていただきまして、フリーランスの営業に関することが書かれていました。
高田さんはイラストレーターとしてフリーランスをされていますが、書かれている内容はフリーランスエンジニアにも共通することが多いかなと思い、今回は私の経験を含め、フリーランスに営業スキルが必須だと思う理由や、実際の営業方法、メンタルブレイク時の対処法などもご紹介していきます。
特に駆け出しフリーランスの方の参考になればと思い記載しています。
目次
フリーランスエンジニアに営業スキルが必須だと思う理由
という訳でフリーランスエンジニアに営業スキルが必須だと思う理由を挙げます。
以下の3つですね。
・エンジニアスキルがあることと稼ぐことは違う
・技術ばかりを勉強しても仕事はこない
・稼ぐ経験をしないと学習が多分挫折する
エンジニアスキルがあることと稼ぐことは違う
やっぱり営業しないと仕事が得られないし、仕事が得られないと稼げないからですね。シンプルです。
エンジニアで特にWEB系の方だとモダンな言語や流行りのフレームワークを追いかけがちですが、エンジニアでスキルがあることと稼げることはまじで別ベクトルだなぁと本当によく思います。
特に、こちらの記事がとても参考になりますね。私も初めて読んだ時はかなり衝撃を受けました。以来、定期的に読みかえすようにしています。
エンジニアで稼ぐために大切な20のコト
技術ばかりを勉強しても仕事はこない
スキルがないから仕事がないと本当に思いがちですし、エンジニアの勉強ってキリがないのでなんか常に勉強しなきゃみたいな強迫観念に囚われがちなんですけど、
「じゃあそのあなたにそのスキルがあることを誰が教えてくれるの?」という感じですよね。
せっかくスキルを習得しても、そのスキルを持ってできることを世の中にアピールしなければ存在しないに等しいです。
勉強するのであれば、そのことをブログなどで発信しつつ、の方がまだ仕事が得られる可能性がありますね。
いずれにせよ何かを発信して人に伝えなければ仕事はないですね。
稼ぐ経験をしないと学習が多分挫折する
スキルの習得自体は素晴らしいこと何ですが、それでどれぐらい稼げるようになるかというイメージがないとモチベーションわかないですよね。
私もやたらめったらブログを書いてトータルおそらく4万字ぐらいになるんですけど、なぜ辞めないかというと多少なりとも稼ぎになってるからなんですよね。
スキルアップと営業は卵が先か、鶏が先かみたいな話になるんですが、
何か作れるレベルになったらそれで営業して、営業していく中でもしくはとった案件で足りない部分を案件の中で勉強し、さらに不足を感じたら案件終了後に勉強を続ける、で良いと思うんですよね。
需要ありきの勉強をした方が良いです。
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フリーランスエンジニアが営業する方法
飛び込み営業だけがフリーランスエンジニアの営業方法ではないですよね。
以下私が実際にやってみた営業の方法です。
・ブログで募集してみる
・SNSでやってみる
・エージェントに登録してみる
・営業パートナーにお願いする
・さりげなく親しい人に私こういうの作れるんだけど、必要な人いないかなと言っておく
・営業メール送信の数を打ってみる
→ポートフォリオを添えてこういうことができますとメールを流しました。
78件ぐらいやりましたが一番有効な方法かと思います。これで仕事がないということはまじで無いと思います。
まずは数を打ってみてその中から条件のあう会社さんとお付き合いをすると良いかと思います。
・ブログで募集してみる
→これも営業メールほどでは無いですが、数件お問い合わせをいただきました。
・SNSでやってみる
→自分が「仕事募集してます」と発信するでもよし、Twitterで募集している人に声をかけるでもよしですね。
・エージェントに登録してみる
→希望の条件をいうことで自分の希望にあったエージェントを紹介してもらえます。
登録しておくべきなのは以下のサイトです。
・MidWorks|フリーランスにとって嬉しい保証がたくさん
・ポテパンフリーランス|技術のわかるエージェントがサポート
・ギークスジョブ|注目企業の案件多数!
・営業パートナーにお願いする
→価格表を用意してお渡しすることで案件を紹介してもらえました。有難や。営業ができる人にお願いするのが一番嬉しいですね。
・さりげなく親しい人に私こういうの作れるんだけど、必要な人いないかなと言っておく
→親戚や友人などです。即効性は無いですが、ふとしたきっかけで仕事があったりします。
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フリーランスエンジニアが営業するとメンタルブレイクも発生するよ
これまで特に会社員としてエンジニアやってきた人にとっては営業したことないし、設計書しか書いたことないし、営業何それ美味しいの?という人も少なくないかと思います。
そしてエンジニア気質が高い人ほど、仕事がないときに技術的なことを学びがちですが、営業はやはり大事ですね。
ただ、営業上がりでないエンジニアが営業をすることでメンタルブレイクすることもあるので、その時の対処法もまとめておきます。
・メール営業の返信率を気にしてしまう
→ある程度まとまったデータが取れたのなら、地域別、文言別に変えてみて提案メールの何がダメだったかを分析してみると良いでしょう。
傾向が特にないのであれば、ポートフォリオに問題があるなども考えられます。
また、あなたのスキルは歓迎するけど今すぐの案件はないということで返信してないということも考えられるので、特に気にしなくていいかなと思います。
仕事の話はくるけど、渋ってしまう
→これは別にあるあるだと思います。仕事がない時ほど目先の案件に飛びついてしまいそうになるのですが、そういう時ほど落ち着いてこの案件は自分がやるべきかどうか、自分の方向性にかなった案件かを考えるようにしましょう。
・安すぎる仕事
・自分にとってのキャリアや実績に貢献しない仕事
・単純作業系で自分でなくてもできる仕事
・専門範囲外で8割いけると思えない仕事
・質問しても返信が遅いクライアント
フリーランスエンジニアが営業しまくってもダメならスキルアップしよう
まずは営業ですね。最低限のポートフォリオ(WEB制作やデザインなら5つほど、WEBアプリなら1〜2つ)が準備できたら営業でよいかと思います。
あらゆる手を尽くしてダメだったらスキルアップして忘却しましょう。恋人とかと同じで、欲しい欲しいとギラついてる時は案外恋人ができず、恋人イラネと思ってるとできたりするもんですよね。w
手を尽くしまくって営業しまくって、仕事ない!という状態ならそれはスキルアップ期間であるということだと割り切りましょう。
私が使うべきだと思うエンジニアのためのスキルアップツールは断然Udemyですね。Progateやドットインストールもいいのですが、バージョンが古い、もしくは基礎的な内容すぎるということなどを加味して、やはりUdemyが最高です。
動画を見れば英語ができなくてもなんとかなるのでOKです。
まとめ
という訳で今回はフリーランスエンジニアの営業にまつわるお話をご紹介していきました。
まとめますとフリーランスエンジニアに営業スキルが必須な理由は
・エンジニアスキルがあることと稼ぐことは違う
・技術ばかりを勉強しても仕事はこない
・稼ぐ経験をしないと学習が多分挫折する
から。
具体的なフリーランスエンジニアの営業方法は
・ブログで募集してみる
・SNSでやってみる
・エージェントに登録してみる
・営業パートナーにお願いする
・さりげなく親しい人に私こういうの作れるんだけど、必要な人いないかなと言っておく
ということでした。