今回はこういった声にお答えします。
この記事を書いている私は外資系のシステムエンジニアとして3年働き、フィリピン法人に移って1年働いていたのですが、その経験を元にお話ししていこうかなと思います。
目次
外資系のシステムエンジニアにまつわるあれこれ
まずはじめに外資系のシステムエンジニアにまつわるあれこれをご紹介して行きます。
外資系のシステムエンジニアは英語ができないとだめ?
まず外資系のシステムエンジニアは英語ができないとダメなの?
という話ですが、「英語を使って仕事がしたいなら英語ができた方が良い」というのが結論ですね。部署によっては英語を話す必要もないかと思います。
具体的にどういう人が英語を話す必要があったかというと・・・。
・海外出張にいく人
・スカイプなどで東南アジアのオフショアメンバーと話をする人
・本社(アメリカなど)のエンジニアとグローバル製品の仕様やテクニカルなことについて話をする人
私も外資系にいながら、日本の金融系のプロジェクトに配属されたのではじめは全く英語を使いませんでした。
TOEICは私は740点ぐらいしかもってませんが、それでも英語でメール書いていたり、会議に参加していたので、それぐらいで良いかなと思います。
なんでもそうかもしれませんが、英語が話せることと、ビジネスコミュニケーション能力は全く別物ですからね。
外国人相手にやることの認識を合わせたり、こちらがしてほしいことを伝える能力はまた別のスキルになります。
外資系のシステムエンジニアは実力主義?
外資系というとアメリカ映画の印象が先行してしまい、ある日突然Firedされてダンボール箱に自分の荷物をまとめて会社を出て行く・・・というイメージがありますが、そんなことはありません。
日本は日本の法律に守られているので、どんな社員でもクビにすることは難しいですね。
外資系金融やコンサルなど営業をする会社だったらバリバリ実力主義で競争も激しいのでしょうけど、
エンジニアという仕事自体が売り上げを伸ばす部隊というよりは、決められた予算内で効率化しながらミスの無いように業務を行う部署なので、なんとも競走のしようが無いというのが私の所感です。
外資系のシステムエンジニアは激務?
これは正直なところ会社によると思います。すごくホワイトな外資系IT企業という知り合いもいますが、ブラックだったという人も知ってますね。
私の場合はシステムのフェーズやプロジェクトによるという感じで、毎日定時帰りな月もありましたが、逆に土日全部出たし毎日終電帰りみたいな月もあり、そして7時から9時ぐらいに帰れるみたいな月もあり、それぞれ30%ぐらいでしたね。
外資系のシステムエンジニアの良いところ
ここからは外資系のシステムエンジニアの良いところをご紹介して行きます。
・会社のお金で海外に行きやすい
まずこれですね。私はフル活用させてもらいました。アメリカ出張やフィリピン法人への移籍は全て会社のお金でまかなってもらいました。ありがとう会社。
新卒で会社に入社してた時から海外で働きたいと思っていたので、本当にありがたい限りです。
・英語を使って多種多様な外国人と仕事ができる
これも面白かったですね、インド人、フィリピン人、アメリカ人など色んな人とお仕事をさせてもらう経験は貴重でした。
私はいけませんでしたが、ヨーロッパや中東にも出張している先輩がおり、羨ましい限りでしたね。
やっぱり彼らは日本人とはビジネス感覚が違っており、一概にどれがいいとはもちろん言えないのですが自分の働き方を見つめ直すきっかけをくれますよね。
日本人の部長だったら在宅勤務は絶対に許さなかったけど、インド人上司は許してくれたとか、そんな感じです。
・海外駐在のチャンスを得やすい
会社のお金で海外に行きやすいとも書きましたが、海外駐在のチャンスも得やすいです。特にオフショアで東南アジアに支社がある場合はブリッジSEになれる可能性もあります。
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外資系のシステムエンジニアになるには
まず未経験から外資系のシステムエンジニアを目指す場合ですが、
外資系は日本企業に比べて未経験でも採用してプログラミング研修を受けさせるという会社がそう多く無い印象なので
プログラミングスクールに通いつつ実力をつけて就職に臨むか、一度日本企業に就職してから外資系企業に転職でも良いかと思います。
プログラミングスクールに関してはプログラミングスクールのおすすめ3選をエンジニア目線から紹介するを参考にしてください。
もしすでにエンジニアとして2〜3年働いている場合は、開発言語などの条件が合えば求人は多くあると思います。TOEICの目安は730点〜ぐらいかと。
もし外資系のシステムエンジニアを目指すのであれば、登録すべきサイトはリクルートエージェントです。
ダントツの求人数であり、グローバル企業も網羅しています。あとは自分の希望する条件を決めつつ、数を打つのみですね。
良い求人ほどすぐ無くなりますので無料で登録だけしておいてきになる求人をストックしておきましょう。
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外資系のシステムエンジニアに関するまとめ
ということで外資系エンジニアに関する情報をまとめます。
・外資系エンジニアで英語を使う人もいれば使わない人もいる
・外資系エンジニアは外資系金融やコンサルと比べると実力主義とは思えない
・外資系のエンジニアが激務かどうかはピンキリ。会社やフェーズやプロジェクトによります
・外資系エンジニアの良いところは会社のお金で海外に行きやすいこと
・外資系のシステムエンジニアを目指すのであれば、登録すべきサイトはリクルートエージェント