政府が副業を解禁してから副業を考える人も増えてきたと思いますが、ココナラという「みんなの得意を売り買いできるサービス」を利用してみました。
出品者としても購入者としても利用してみて分かったことを書いていきたいと思います。
目次
ココナラとは?
まずはじめにざっくりですが、ココナラってなんぞ?という人のために少し解説をしておきます。
公式ホームページに
ココナラは、知識・スキル・経験を売り買いできるフリーマーケットです。
と書かれている通り、ココナラは個人のスキルを売り買いできるプラットホームです。
最低価格は500円〜で、匿名でのやりとり可能、決済はサイトを介して行うので安全です。
取り扱っているジャンルが幅広いのが特徴だと思います。
以下の通り↓
デザイン
似顔絵・イラスト・漫画
Webサイト制作・Webデザイン
音楽・ナレーション
動画・写真・画像
ライティング・ネーミング
ビジネスサポート・代行
ビジネス相談・アドバイス
集客・Webマーケティング
翻訳・語学
IT・プログラミング
占い
悩み相談・カウンセリング
恋愛・結婚
美容・ファッション・健康
キャリア・就職・資格・学習
ライフスタイル
趣味・エンターテイメント
士業(行政書士・税理士etc.)
マネー・副業・アフィリエイト
その他
法律相談(弁護士)
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ココナラで出品者として利用してみて分かったこと
私が実際にココナラで出品者として利用してみて分かったことは…
・ココナラではニッチな需要でも売れるものはある
・ココナラは手数料が結構かかる
・ココナラは購入者との事前交渉なし
ということです。詳細をみていきましょう。
ココナラではニッチなものでも売れるものはある
ココナラを出品者として利用してみて、一番に思ったことが「ニッチなものでも売れるものはある」ということ。
私が実際にココナラで出品してみたサービスは
「このサービスはぶっちゃけ自分より上手にできる人がごまんと出品してるけど、あえてこの路線で販売してみよう!」
と決めたものでした。
なのでそんなに沢山稼いだわけではないのですが、会社に通勤して色々なストレスに耐えて毎月の給与をもらうという形ではなく、少額だけど自分のもっている力で稼いだお金です。
ブログも同じですが、自分の力でお金を稼げると結構嬉しいですよ。
ココナラではどんな人でも何かを売れる可能性があると思いました。
ただ、これから参入するのであれば売りたいジャンルで真っ向勝負するよりはニッチな需要を満たすと良いかと思います。
世の中には想像できないほどニッチな需要があります。例えば「あえて素人が作成したもの」を望む人もいる、とかですね。
ニッチということを考えると相談系(就職相談、恋愛相談、悩み相談)でのサービス出品なんかもいいと思います。
相談系で出品する場合はポジションの切り出し方が大事だと思います。
転職だったら、「XX業界に数年いた私がこれからXX業界を目指す人の相談乗ります!」とかで、自分が経験したことを元に誰かの相談にのることも可能です。
ココナラは手数料が結構かかる
ココナラは手数料がちょっと高いかなーという印象です。例えばですが、
1円〜5万円以下の売り上げに関しては25%の手数料+消費税が取られます。それ以上の売り上げがあると手数料の割合が減っていきます。
さらに、
当社の手数料には別途消費税8%が発生します。(例:25%×1.08=27%)
とのことで、例えばサービスを出品して1000円の売り上げがあると手取りは730円です。
ココナラは購入者との事前交渉なし
ココナラと似たようなサービスとして私はクラウドソージング(クラウドワークスやランサーズ)を利用したことがあります。
クラウドソージングでは購入者は出品者をみつけて相談し、お互いが合意したら契約、という流れがあるのですが、
ココナラの場合、購入者はサービスをみていいなと思ったら即座に購入することが可能です。
つまり、出品者としては購入者がどんな人なのかわからないし、選べないというデメリットがあります。
お客さんはどんな人であれ対応することになるのです。
なので出品者としてトラブルを避けるためにはあらかじめ制約(修正は何回まで、返事は何日までします)などを細かく書いておいた方がよいでしょう。
ココナラではお気に入り機能があるので、出品サービスの需要がわかる
ココナラではジャンルを決めてサービスを出品するとお気に入りにされたり、フォロワーができたりします。
お気に入りは購入するわけではないけど、気になるからリスト保存する感じで、
フォローはその人の出品サービスが気になるからチェックする、みたいな感じですね。
私は自分が出品するサービスを登録してすぐは売るスキルがニッチすぎてあまり売れる気がしてなかったのですが、
何度かお気に入り登録されたり、フォローしていただいたりで「あ、そのうち売れるかも」と確信することができましたし、結果としてご購入いただけました。
なので「自分のこんなスキル売れるかな」と寸分でも思うなら「ものは試し」です。
つべこべ考えずまず市場にあなたのサービスを出品してみることをおすすめします。
今後も副業の需要は増えていくと思いますが、何事も「先行者有利」だと思います。
先にテストマーケティングして、商品をだしてみて、売れた人が評価をあつめ、より一層売れていくイメージです。
ぜひぜひ挑戦してみてください。ちなみに売れなくてもダメージ0です。
というか「こういうものは売れない」ということがわかるだけでもビジネス感覚が養えます。
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ココナラで購入者として利用してみて分かったこと
ココナラを購入者としても利用してみたので、分かったことや注意点をまとめておきます。
ココナラのサービスの値段と質は玉石混淆
500円から提供されているサービスもあるので、試しにやってみようという感覚で利用できるのがいいですね。
「おお〜この値段でこんなに対応してくれるの?!」という人もいますし、「なんか期待したほどのものを得られなかったなぁ」という場合もあります。
提供するサービスに対しての値段は出品者側の言い値なので、サービスレベルはまちまちです。
ココナラでは利用者数と評価がサービスの質に比例する
ココナラで購入する際は、これまでどれぐらいの利用者がいたのかと評価、コメントが参考になるので目を通しておきましょう。
全く利用者がいないけど、このサービス利用してみたい!という場合は、購入前に出品者に相談することも可能です。
そこでの返事の感触などをみて判断してもいいかと思います。
ニッチな需要に応えてくれる
出品者としても思ったことですが、やはりCtoCサービスの良いところは「ニッチな需要に応えてくれる」ことだと思います。
自分で解決できないことや悩みに対して、500円払って経験豊富な人の知見を得ることができ、解決できるのであればお金を払ってしまった方が良いと私は思っています。
ココナラではクーポンがもらえる
ココナラではたまに300円の割引クーポンがもらえます。500円のサービスでもクーポンを使えば200円で安く利用できます。
このサービスを利用したいけど、評価数も0だし、どうしようかな〜という時はクーポンを活用することをおすすめします。
ココナラと類似するサービスを比較してみた
ココナラと類似するサービスを比較してみました。
ココナラとクラウドソージング
ココナラとクラウドソージングの比較です。
まずは手数料ですが、クラウドソージングの代表格、クラウドワークスでは、10万円以下の部分は手数料が報酬額の20%です。
サービス内容としては、IT系が多いですね。サイト作成、プログラミング、WEBデザイン、記事作成、など。
ココナラの相談系・占い系のサービスは存在していません。
私もクラウドソージングのサービスを使ったことがありますが、CtoCというよりは企業・法人が作業者を募集しているケースも多いかなという印象です。
ココナラとタイムチケット
ココナラと同様なサービスで【タイムチケット】というサービスも存在しています。
こちらも個人のスキルを売り買いできるサービスです。
手数料に関してはココナラと同じ、5万円以下の部分は25%+税でした。
ただ、ココナラに比べるとタイムチケットは相場・最低額が高いように思います。
2014年7月のリリース時は1時間あたり1,000円が最低価格でしたが、現在は1時間あたり5,000円が最低価格です。30分・1時間あたり5,000円を選んでいただければ、30分2,500円で販売いただけます。
また、ココナラはオンラインでテキストコミュニケーションで完結するサービスも多いですが、
タイムチケットはオンラインのみならず、直接会うサービスも多いですね。(都内でマッチングアプリ用の写真撮影します!とか。)
地方在住でオンラインで完結させたい方、少額からスキル販売したい方はココナラ、
都内在住で最低額30分2,500円を狙うならタイムチケットだと思います。
最後に
というわけで今回はココナラを出品者・購入者として使ってみた感想や注意点をご紹介しました。
なんでもいいから売ってみるといいと思いますよ。
自分にとってなんとなく選択したことや、これまでやってきたこと、過去に悩んで自分で解決したことが他人にとって貴重な価値になるということを学べます。
というわけで今回はここまで!それでは!