こんにちは、セブにてブリッジSEをしているMaki@Cebuです。私はシステムエンジニアなるものを名乗ってはいますが、実は毎日バリバリ開発しているわけではありません。笑。日本とセブの橋渡しのため、システム開発にまつわる資料を作成したり、レビューしている時間の方が長いです。
なのでプログラミングも勉強せねばと日々思っています。今回は手始めに知人からオススメされたphpの本を完了しましたので、そのレビューをご紹介させていただきます。これからphpを学習しようと考えている方や、部下にphpの勉強をさせたいと思っている方の参考となればと思います。
目次
今回実践したのはこの本
今回はこちらの本を実践しました。
所要時間:
平日仕事帰りに2時間、土日の4時間×2日でトータル10時間程度で完了しました。
環境は、昨年7月に購入したMac Book Proです。Macにはまだ不慣れですので操作に苦戦しました。笑。
以下参考までに。。
私のコーディングスキル:
- 会社入社後にJava研修を3ヶ月しただけのノースキル文系
- ソースコードはなんとなく読めるが自分で書けない。笑。
- 要件にそったシステムの設計や、外注さんが修正したコードのレビューはしていた。
- SQL Serverの前でこれどうしたらいいんだーという夢をみたことがある
- 現在は自社の独自言語(笑)の開発・保守などを一年ちょい。
- スクラッチ開発経験なし
プログラミング学習状況:
- Progateの無料のコースのみを全網羅(最終的にドットインストールに課金)
- 昨年からドットインストールで、AndroidStudioとSwift勉強中
といったところです。笑。
つまり上記が何を示しているかというと、プログラミングがどんなものかは知っているのですが、根本的にはなにも作れないプログラミング初心者と考えていただいて結構です。笑。
phpもProgateでさわりだけやっただけで、ほとんど何も知らないといった具合です。ということでやってみた所感を述べていきます。
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この本ではどういうことが学べるのか
この本ではざっくりいうと、環境設定、データベース(MySQL)の設定、実際に動くものを作るところまでできます。
心構え
まず最初にですが、プログラムをやるにあたっての心の準備について書かれています。なかなか他のオンラインスクールやプログラミングの本では見かけないコンテンツですね。
この心構えは後々ためになりました。なぜならプログラムが動かないときに、焦ったり、イライラしても何も進まないですからね。動かない→いやになる→未完了で終わるというありがちな流れを回避できます。
環境設定
次に環境設定について、やさしく書かれています。OSに関しては、MacとWindowsそれぞれに対応しています。どのようなサーバやエディタをダウンロードすべきかという所から、サーバの設定ではどのボタンを押して、どのような設定をするかということが事細かに書かれています。
私も環境設定という四文字熟語は大嫌いですが、この本に書かれていることはあっさりできてしまいました。あまり環境設定に時間をかけずに本題のプログラミングの勉強ができるのは良いことですね。
コードを書いて動かす
環境設定後は実際にサーバを動かしつつ、雛形となるHTMLを作成していきます。HTMLで必要な画像などの素材は本に記載されているURLからダウンロードできます。
この実際にHTMLを動かすところから、実際にエディタを使って自分でゴリゴリ書いていくのですが、初心者にありがちなうち間違い例やミスが記載されていて参考になります。
HTMLを少し動かした後に今度は本題のphpを書いていきます。全般的に先にコードを書いて動かしてみる→なぜそのようなことをしたのか、という解説になっているので良いですね。ありがちな本だと、小難しい解説→さあやってみよう!→よくわからん・・・という状況によく陥りますからね笑。
データベースもやっちゃう
phpを動かした後はMySQLを使用します。テーブル作成やSQL文などの解説もあります。MySQLを触ったことがなくても、テキストに従うだけで設定ができました。データベースの設定のみならず、サーバから繋ぎに行くところも丁寧に解説されています。(なんとなくそういう部分っておまじない的にやりがちなので。)
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この本の良いところ
というわけで一通りやってみた上でよいと思った特徴をまとめます。
とにかく親切!
新しいトピックが出る度に、初心者目線でどこにつまづきやすいかということが書かれています。
コードを修正→保存→動かしてみる→あれ。動かない、という時にチェックできるポイントがすでに次ページに網羅されており、自分のミスにすぐに気づくことができます。
書かれている言葉が教室で授業を受けているような語り口調なので、とっつきにくさがなくてよいです。
セキュリティ対策も講じられている!
これも驚きだったのですが、クロスサイトスクリプティングやSQLインジェクションなどセキュリティ対策として必要なコードについても詳しく説明されています。より実践的なので驚きました。
ごりごり書くしかないから鍛えられる…!
ネット上の教材だと、わりとコピー&ペーストで書きがちですが、本だとコピーできないので、手打ちです。手打ちだとホントにミスしやすいので、逆に動かないときにソースをじーっと見て何が違うかを考えるよい訓練となりました。
こんな人に向いている
実際にやってみて、このような人に向いているのではないかと思います。
- phpがどんなものか知りたい人
- phpを実際に自分のパソコンで動かしてみたい人
- 環境設定はサクッと終わらせたい人
- 小難しい説明を読むのが苦手な人
- まずは動くのをみてから解説を読みたい人
- 自分の手でゴリゴリコードを書いて理解したい人
まとめ
というわけで今回はphpの本をレビューしてみました。phpは需要の高い言語なのでやってて損はないかなと思います。私は現在このシリーズの2冊目をすすめていますが、2冊目は難易度が増していますね。笑。
文字読むのがめんどくさい!もっとサクッとやりたい!環境構築の部分は細かくしっかりやってほしい!という方には、Udemyの
特にphpを使用している会社ではフレームワークを使っているケースが多いので、より現場で役に立つ事を学びたい方には良いですね。
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