と思うことないですか?私もかつて面接で「強み」を聞かれて何を言えばいいか困ったことがあります。
ていうか、「強み」っていう日本語なんなんでしょうね。
聞いた途端に脳内でIKKOさんが「つよみ〜〜」って言ってる姿が浮かんだりしますが、面接の場になると突然出てくる謎単語ですね。
普段の友人との会話で強みとか言わないですし、普通に生きてて自分の強みとかあまり考えない人が大半かと思います。
面接で「あなたの強みは」と言われたら即座に「私の戦闘力は53万です」なんて答えたいところですが、それはさておき真面目にやらなければいけないので
この「強み」とエピソードを明確にするための方法をご紹介いたします。
目次
もっとも簡単に自分の強みを明確にする方法
まず、自分の強みを明確にする方法としてはストレングスファインダーがいいかと思います。
書籍を購入することでシリアルナンバーがゲットできて約30分ほどのテストを受けることで、自分の強みTOP5がわかります。
アメリカの調査会社が数十年かけて作成した診断ツールで世界で1000万人以上が受講しているテストです。
かけてる年数と受講者数が違いすぎますよね。それだけの受講者がいるテストが導き出す強みなので、その辺の心理テストを受けるよりかは良いかと思います。
ただ強みと言ってもストレングスファインダーでは個人の思考や行動のパターンのことを強みとしています。
ちなみに私の場合のNo1は「着想」でした。
テストを受講するとその資質の詳細を見ることもできるのですが、詳細をみていると「あぁ確かに当たっているなと思うことがあります。
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強みがわかったら面接用にエピソードを考え出しましょう
例えばあなたの強みが「着想」だった場合、その資質の詳細を読んで、思い当たるエピソードがないかを考えてみましょう。
あなた関与したことによって、マイナスがプラスになった、プラスがプラスになった、ゼロからプラスが生まれたなど、状況が好転したことを思い出してみてください。
なかったら短期間で何か実績を作るでも良いです。短期間のアルバイトで問題点を見つけて解決するなどです。
そもそも強みっていうのは曖昧な言葉で自己申告制であり、また母集団をどれぐらいのものに想定しているかにもよります。
例えばあなたが走るのが早い人だとして、関西圏の大会で優勝したことがあれば関西圏に置いて「走るのが一番早い」ということになりますが、
母集団を広くして世界基準だと、「走るのが早い」という強みがなくなってしまうことになります。
結局のところは数十分の面接であなたの仕事の仕方などが全てわかるということは不可能なので、
実際のところ実力や実績はさほど関係なく、伝え方、情報の切り取り方によるアピール力、つまり「勘違いさせる力」の方が大事だということです。
詳細はこちらの本を参考にされると良いかと思います。
特に新卒の場合だと余計にですね。
ストレングスファインダーで強みがわかって、その強みを元に何か好転したエピソードが思いついたらあとはPREP法のテンプレに落とし込めばOKです。
以下のような感じです。
私の強みは「 ①強みを端的に言い表した言葉 」です。
「 ②強みを端的に説明した短い文章 」をすることができます。
その強みの裏付けとなる具体的なエピソードとして、「③エピソードの結果を5W1Hで 」を成し遂げました。
まず「 ④課題のある状況の説明を簡潔に 」 という状況だったのですが
「 ⑤課題の原因 」に改善が必要だと考え「 ⑥強みに紐づいた行動とその数値(量や期間、度合いなど)」を行ったところ、
「③エピソードの結果を5W1Hで 」を成し遂げることができました。なので私の強みは「 ①強みを端的に言い表した言葉 」です。
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強みのエピソードを言わなければいけないのは何故かを考えよう
強みのエピソードが用意できたところで、それを企業に伝えなければいけないのですが、
気をつけるべきことはただ強ければいいという訳ではないということです。
例えばの話ですが、イチロー選手がバスケチームの入団面接に来て、
「バスケやりたいです!バスケチームに入れてください!私の強みは野球です!」と言っていたらすごく矛盾していると思いますよね。
え、あなたの強みは野球でしょ?うちバスケチームなんだけど・・・・となります。
この例だとすごくわかりやすくて明確ですよね。ですが、企業と面接、となるとちょっとわかりにくくなってしまいます。
面接では多くの企業が尋ねるこの「強み」ですが、なんのために聞いているかというと、あなたの強みだと思うことが企業で活かせますということの確認なんですね。
その点、相違がないように面接を受ける企業を選びましょう。
まとめ
という訳で今回は面接で強みのエピソードを聞かれる前にやっておくべきことについて書きました。
まとめますと
・強みを手っ取り早く知るならストレングスファインダー
・強みがわかったら、その強みで物事が好転した時を思い出そう
・強みが何ですかと聞かれるのはあなたの強みが企業で活かせるかどうかの確認
ということでした。皆様の面接にお役にたてばと思います。
それでは!