コロナ禍のみなさんこんにちは!私です。世の中はコロナですごく盛り上がっていますね。
「今回のこと(コロナ)歴史的なことだから、日記を残しておくといいかも」という発言をTwitter上でちらっと見たので、私も自分のブログに記念として残しておきたいと思います。
日本では新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため4月初旬ぐらいから緊急事態宣言が出されました。5月中旬現在は解除が検討されています。
多くの企業がリモートワークになり、ショッピングモールやジムなどが閉まっている状態です。居酒屋などの飲食店は持ち帰りのみとなっています。
いんやー!これまで30年生きてきてこんなこと初めてですねw
不謹慎ながらも数年前、東京で会社勤めしていた時には毎日が憂鬱すぎて
「シン・ゴジラが今すぐ東京にきて街を滅ぼしてくれたらいいのに」とか
「今すぐ首都直下地震でも起きればいいのに」
と、非常をずっと願っていたものですが、人生とは皮肉なもので、希望に満ちてイギリスに行こうとするまさにその時に番狂わせが生じてしまいました。あーーーー
コロナよ、なぜ今このタイミングで来た?
というわけで「人生はブログネタ」であるという信条のもと、
イギリスYMSビザに当選して、「私は最高に運がいい」と思った人が
コロナ直撃で渡英できず「私は最高に運が悪い」と思うまでをどうぞ、自粛の酒のつまみにでもしてください。
余談ですが、タピオカブームと歴史的出来事はリンクするそうですね。
1992年第一次タピオカブームのときはバブル崩壊
2008年第二次タピオカブームのときはリーマンショック
2020年第三次タピオカブームのときはコロナ
みたいな感じなんだそうでw信じるか信じないかはあなた次第ですが、
もしかしたらまた10年後にタピオカブームがきて、また大きな世界的大打撃が来るかもしれないので、
私はこの記事を10年後のYMSでの渡英予定者に向けて書いておこうとも思っています。(自分自身は「SARS YMS 渡英」とかで検索したけど何もヒットしなかったため)
目次
コロナのせいでYMSでの渡英を延期するに至るまで
私は2019年7月にYMSビザに当選し、フィリピンに長期間滞在していたためマニラで結核のテストまでうけて、数々の申請の苦悩をのりこえビザを取得しました。
3月末の入国予定、そこから2年間はイギリス生活の予定でしたが、今回コロナにより渡英の延期をすることににしました。
ツイッターなんかで「コロナ 留学」とか「コロナ ワーホリ」と検索すると、断念した人が出るわ出るわ。。。
みなさま、御愁傷様です。ツライヨネ。
未だイギリスでは入国制限されていない
ちなみにイギリスは現時点でも国境を閉じていない(!!)ので現時点(5月13日)でも入国自体は可能です。
※入国時に14日の隔離が必要になりましたが、、。
外務省で検索してもイギリスへの入国制限は記載されていません。ただ、ロンドンではロックダウン(都市閉鎖)をしています。感染者は日本よりも多いです。
感染者が多く、街をロックダウンしているのに、入国制限をしないその心は
「国境は開けておいて、国がビザの責任の負うことや特別措置を講じることを回避しよう」ということも一部あるのではないでしょうか。。
他の国では入国制限をする代わりにビザの延期や再申請などの措置があるようですが、イギリスではこれからもそのような対応はないでしょう。。おそらく。
ちなみにgov.ukのサイトでコロナとイミグレに関するガイダンスが出ている(https://www.gov.uk/guidance/coronavirus-covid-19-advice-for-uk-visa-applicants-and-temporary-uk-residents)のですが、
5月13日時点では、「30日のビザ(vignette)がきれた場合、無料で期間を変更できる」とだけ記載されており、ビザの期間そのものの延長措置については記載されていません。「you can request a replacement visa with revised validity dates free of charge until the end of this year.」という一文の「revised validity dates」が、Vignetteの日付のことなのか元々のビザのことなかは明示的に書かれてはいません。
6月21日追記:
ガイダンスにて「Your replacement visa will be valid for 90 days.」という一文が追加されました。Vignetteは90日有効となれば余裕が出ていいですね。
つまりイギリスにとって有益な人材は優遇されるという意味だと思いますが、まぁ至極当然なことだと思います。
さーっと文章を読んで自分の市場価値という現実を突きつけられてプチ絶望しました。そうね、もともとが招かれざる客なんですねー。自国民の雇用を守るためにBrexitしたのだから、スキルも英語レベルも保証されてない(ビザ要件ではない)YMSビザなんて、、、ね。
また、現在イギリスビザ申請センターも閉鎖されている状態でいつ再開するかは公表されていません。
YMSでの入国予定者は、予定された入国日から30日の間にBRPカードを取得しなければいけないのですが、取得できない場合は英国外から再度申請をしなければなりません。入国日を延長する場合も同じく申請が必要です。
再度申請するためにはイギリスビザ申請センターへの訪問が必須なのですが、そのビザセンターがコロナの影響により閉鎖されているので、つまり2020年春出発予定だった人は
「いつイギリスいけるの?どうしたらええねん!どうしようもないぞ!」という状況で今を生きています。
さてここで、もう一度言わせてもらおう。
コロナよ、なぜ今このタイミングで来た?
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コロナのせいでYMSでの渡英を延期すると決断するまでの時系列
コロナのせいでYMSでの渡英を延期すると決断するまでの時系列です。
2019年7月 当選
2019年11月 ビザ取得
2020年1月中旬 中国経由のイギリス行き航空券取得
2020年1月末 コロナが話題になり始める
2020年2月半 エミレーツの航空券を再購入
2020年3月23日 イギリスロックダウン/エミレーツ欠航が決まる
という感じでした、3月末からはイギリス行きの飛行機の欠便が相次ぎ、東京からの直行便(ANA/JAL)しか飛ばなくなってきました。
ビザの延長措置などは絶望的に望めないので、ビザの期間を消耗することは大変悔やまれましたが、
イギリスでの生活基盤やコネ・後ろ盾がないこと、
滞在予定のロンドンがすでにロックダウンされていること、
3月中旬時点で再度航空券を取り直す場合、飛んでいる飛行機が直行便のみであり片道で50万ほどで高額だったこと(エミレーツは片道10万円以下)、
さらには取り直したエミレーツの欠航が決定打となり、3月末での渡英を断念しました。
いや、無事ビザ取れたし本当に年末ぐらいまではイギリスに行く気だったのに。。。。
さてここでもう一度言おう、
コロナよ、なぜ今このタイミングで来た?
なんとも泣けるタイミングで辛い。
イギリスのYMSビザは抽選です。そして延期・延長が一切できません。一度当選してからの再当選は不可能とのこと。
あぁ。普通な状態の普通なイギリスに普通に行って2年間を満喫したかった。。コロナが一年後も終息しない可能性は十分にあるので、どこで損切りをするかは悩みどころです。
お問い合わせとかできないのか?
gov ukのサイトを確認すると現在コロナ+イミグレのヘルプラインというものがあり、メールで問い合わせが可能なようです。
期待するような措置はないとは思いますが、問い合わせをしてみました。現在返事は返って来ていません。
色々検索して、YMSのビザがコロナでどうなるのかをヘルプラインに問い合わせをしているサイトがありましたが、期待するような答えはかえってきていないようです。
参考サイト1:https://www.reddit.com/r/ukvisa/comments/fhxu8u/tier_5_visa_entry_date_change_re_corona_virus/
参考サイト2:https://www.britbound.com/the-inbounder/uk-visa-replacing-your-30-day-entry-vignette-transfer-of-conditions
まぁ自国民でさえ大変な時に、他国民の短期のビザのことなんて構ってられないよね。
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コロナのせいでYMSでの渡英を延期したことを受け入れるまで
渡英のためにやっていた仕事をやめて、渡英予定日を見送ってからは、
まじでなーんにもやる気が起きませんでした。
2年間の人生計画が崩れたこと、普通の状態のイギリスに行けなかったこと、いつイギリスにいける状態になるか先行きが見えないこと、渡英のために仕事をやめてしまっていること、ビザを消費しながら日本にいること、など色々がショックすぎて・・・w
当然私だけがコロナで苦しんでいるわけではなく、コロナで倒産してしまった人、大切な人を無くした人、留学がキャンセルになり費用が帰ってこなかった人、人生を大きく狂わされてしまった人、日本よりもハードなロックダウンにストレスが溜まっている人、など自分よりもひどい状況の人がいることは想像できます。
でも、でもだ!
コロナよ、なぜ今このタイミングで来た?
「今頃イギリスにいる予定だったのに」と思わない日はありません。
コロナの蔓延とか入国制限とか、ビザ延長とかは自分でコントロールできることではないので、本当にどうしようもないですね。
1月、2月、3月上旬ぐらいまでは普通に渡英している人もいるのに、3月末〜渡英予定だった人は延期した人も多いです。いやほんと、タイミングよ!!
運良く倍率の高いイギリスビザを手にしたものの、自力ではどうしようもないことに全て打ち消されて、正直希望を失いました。
ポジティブな人は、今回のコロナの騒動に対して「勉強やスキルアップなど今やれることをやる」「日頃の行いが悪いからだ」「コロナ禍で勉強する人としない人で格差がでる」とさっと切り替えて行動ができるのでしょうが、
私の場合は辛さが緩和されるまで結構時間がかかりました。今も100パーセント立ちなおれてはいません。
コロナで学んだこと
とはいえコロナで学んだこともあります。今後どのように収束するかはわかりませんが、以下のことに気をつけて生活したいと思います。
・やろうと思っていることは何でも早くやっておいた方がいい
行こうと思っていた場所、始めようとしていた新しい趣味、会いたいと思っていたけど声をかけられなかった人など、やりたいことは言い訳せずにさっさとやってしまった方がいいですね。明日できる保証がないので。
・ワーホリビザはやっぱり弱い
いざという時に切り捨てられるワーホリビザ。。。海外移住したいなら運に頼らないビザを得ないとだめだな、と思いました。
・キャッシュはあった方がいい
消費・投資と貯蓄はトレードオフですが、今回イギリス渡英用に貯金をしてたので、コロナ禍であっても多少精神的余裕がありました。当たり前なんですがいざという時のためにキャッシュはあったほうがいいですね。
・家族のありがたみ
なんだかんだ家族の存在はありがたいです。
・人生の期待値はあげすぎない方がいい
自分で言っていて悲しいですが、イギリスを楽しみにしすぎたあまり人生の期待値をあげすぎていました。そういえば自分の人生はうまくいかないんだった、ということをよく思い出しました。何事も、うまくいかなくて当然なのが人生でした。すっかり忘れていました。
・ムカつくけど自分でどうにもできないこと放っておくしかない
自分の行動でどうにもできないこと・コントロールできないことは放っておくしかないですね。ひたすらNetflixを見るなど、異世界に言ってあまりコロナのことを考えないようにするのが一番です。
これからどうするのか
さて、これからはどうするのかということですが、とりあえず2年後までビザは有効であり、現時点では取り消しではないので、イギリスにいける限りは行きたいと思います。
ただ、ビザ期間が短ければ短いほど、現地での採用が厳しくなるそうなので、その点も踏まえて損切りポイントを見定めたいと思います。
来年3月までにイギリスに行けそうであれば、行ってしまおうかな、と思います。
ビザ残り期間が1年を切る場合は、外資への転職か海外転職を試みつつ、大学院留学の費用を貯める、みたいなざっくりした考えです。
いずれにせよ英語とコーディング面接(Leetcode)対策をやることには代わりないのですが、、
おそらくコロナの第二波や終息まで2年説なども噂されているので、簡単に渡英はできないでしょう。非常に苦しいですね。はぁ〜〜〜〜なんでやね〜〜〜ん
とりあえずしばらくは日本で働きつつ、様子見することとします。
最後に、
コロナよ、なぜ今このタイミングで来た?
あーー本来なら今頃イギリスで職探しをしていたはずなのにな、、、私が渡英できる日は来るのでしょうか。
頼む神様、私をイギリスに連れてってくれー;;