今回はこう言った声にお答えします。
この記事を書いている私もかつて転職を試みた時期があったのですが、意外とやりたいことが部署異動をすることで実現できるということに気づき、結局転職はせずに自分のやりたい方向へ進むことができました。
今回は、転職しようかなどうしようかなと迷っているあなたに部署異動を提案してみたいと思います。
なお、転職したい理由として給与や人間関係などもあると思うのですが、今回は「今の仕事よりもやりたい仕事がある」という場合の転職理由にフォーカスを当てています。
目次
当然部署異動は転職よりもハードルが低い
言わずもがな部署異動は転職よりもハードルが低いですね。会社にもよると思うのですが、私の場合はマネージャークラスの人との面談1回で済みました。
一方、転職するとなるとベンチャーや知り合いのツテを除いては面接が1回で済むことはあんまりないですね。
転職活動で何度か面接を受けたことがあるのですが概ね以下のようなことを聞かれます。
・自分のやりたいことが今所属している会社で出来ない理由
・なぜやりたいことができないのにその会社に入社したのか
・(他にやりたいことができた的な回答だと、)なぜその会社でできないことに興味を持ったのか
実際のところ面接で相手が納得できるそれらしき理由が用意できれば良いだけの話なのですが、
確かにこれを真面目に考えると自分のやりたいことが社内で実現できるのであればそれに越したことはありません。
またこれらの質問に対して面接官が納得できる理由が伝えられて、面接を突破したとしても、転職後に色々と大変ですよね。
・転職するとなると人間関係など再度構築しなければいけない
・新しい通勤方法に慣れない
・新しいデスクやルールなどに慣れない
・色々と所属している会社の情報を変更したりなど
色々と心労がハンパないので、まずは部内異動を検討してみてはどうでしょう。
スポンサーリンク
転職せずに部署異動を実現させる方法
では具体的にどう行動していけば、部署異動でやりたいことを実現する方法をご紹介していきます。
まずはじめにですが、今一度自分がやりたいことを明確にしておきましょう。
どんな仕事で、どんなチームで、どういうことを成し遂げたいのかということがざっくりでもいいので分かっていると部署異動がスムーズに進みやすいです。
例えば事務職をしていてマーケティング系の仕事がしたい場合を想定すると、
事務職をしているけど個人でWEBメディアを立ち上げ、マーケティングを実践している中で◯◯を学び、
△△という結果が出たので、マーケティング部署でそのスキルを生かして行きたいと思った。
ぐらいあればグッと説得力があると思います。
もちろん、今の部署でやっていることにマーケティング要素があってこういうことを改善できた、など実績をもって話せる場合も良いですね。
次に社内で公募がないかを確認しましょう。
会社のイントラネットなどに部署の空きポジションなどが記載されていることが多いです。
もし社内のイントラネットにそのような募集がない場合は、
希望する部署の先輩や同期に話を聞いてみるようにして、「自分はこういうことがやりたいのだけどできそうか」と打診してみましょう。
その時に自分のやりたいことと異動する部署でのやる事が相違がないかを確認しておけるとベストです。
例えば
・その部署にいることのメリットとデメリット、
・どんな人が働いているのか
・どういう雰囲気なのか
・キーパーソンや実権を握っているのは誰で、どういう性格か
など具体的に自分が働いてる姿がイメージできるまで話を聞いておくと良いかと思います
その話を聞いてみて今やっていることよりもより自分のやりたいことに近づけるのであれば部署異動をしてみましょう。
スポンサーリンク
転職せず部署異動してやりたいことができた私の体験談
ここからは私の実際の経験をお話ししますね。
私はシステムエンジニアとして働いていたのですが、大学生で就活をしていた時から「海外で働きたい」とずっと思っていました。
なので、海外への出張のチャンスがある外資系のIT企業に入社したのですが、最初の1〜2年はずっと国内で銀行のシステムのプロジェクトに関わっていたため国内の案件がほとんどでした。
その間にも先輩がインドや中東などに出張に行ってると聞いてめっちゃ羨ましいと思ってました。
また同期がアメリカに出張すると聞いたときもかなりショックを受けました。
一時期転職しようと思って、すぐさま海外に駐在させてくれる会社に転職しようと試みていたのですが、なかなかハードルが高く、思い直して社内で部署異動することにしてみました。
結果的にあっさりと、部署異動することができて、それまで全然使ってなかった英語も使えるようになり、アメリカ出張やフィリピン法人への移籍も実現することができました!
これがもし転職の場合だと、その会社のことをある程度把握し、十分な戦力となるまでに1〜2年の期間を要し、
さらにその上でやりたいことができるかように交渉していかなければならないので、まずは実績や自分の評価がついている会社での部署異動が手っ取り早いのかなと思ってます。
まとめ
という訳で今回は転職する前に部署異動も検討してみてはどうでしょう、ということをお話ししました。
まとめますと、
・当然部署異動は転職よりもハードルが低い
・転職せずに部署異動を実現させる方法は、やりたいことを明確にし、空きポジションを狙うか、希望部署の人に打診する
ということでした。もしあなたがどうしても実現したいことがあり、今の会社でできない明確な理由があるのであれば、すぐさま転職サイトに登録しましょう。
今すぐに転職する気がなくても、いざ残業が多くなって忙しくなってくると「何か状況を変えよう」という発想さえなくなってしまうからです。(経験談)
あなたの貴重な時間を無駄な残業で消費しないためにも、転職サイトに登録しておき、他にも選択肢があるということを認知しておきましょう。
転職サイトは無料で登録できて、気になる求人をストックしておくことができます。
またあなたの条件にあった新着求人や転職可能なメールが届けてくれるので、今転職する気がなくても登録しておくべきですね。
私も使っていたおすすめの転職サイトはリクナビネクストです。
あなたのやりたいことが実現できますように!