セブの会員制スーパーLANDERSに行ってドリアン買ってみた件

ITパークとアヤラモールの間にあるLANDERSと書いてある店が気になっていた。
調べるとどうやらコストコのような、会員制のスーパーらしい！
セブにもそんなのあったのか、ということで、さっそく行ってみた。

とっても大きい！カフェやピザ屋が併設されており、パッと見た感じは、
アメリカ人、韓国人が多いな、という印象を受けた。
入場してまず、最初にしなければならないことは、会員カード作成だ。
コストコでは例えば家族のうち誰かひとりがカードを持ってさえいれば、家族全員入れるルールだったと思うが、
ここでは入場者する人は全員カードをもっていなければならない。(子供はどうなのだろう、、、)

フィリピンでなにかしらのカードを作るには、ものすごく時間を要するという印象があるのだが、
例外なくここでもカードができあがるまでに時間を要した。
まず入力フォームに住所などを記載し、次にお金を払う。
カードは1年間有効で、基本的には1人1カードつくるのに800ペソかかるのだが、
1つの申し込みフォームにつき最大2人まで追加で登録ができて、その場合は一人あたり400ペソの支払いとなる。
つまり、3人同時に申し込めば、一人400ペソで登録ができるようだった。
というのも、これは後から分かったことだった。
私は同居人と申し込み用紙に記入していたのだが、どこからかやってきた一人の中国人のおばさんが
「あんたたちカードつくるの？」
と我々に話かけてきて、そうだ、と答えると受け付けのほうに行って何かをしゃべり始めた。
いざ会計となり、私と同居人で各々800ペソをいそいそと用意していたのだが、
受け付けのねーちゃんが言うには一人400ペソでいいよ、とのことだった。
つまり中国人のおばさんが受付に話をして１フォームで3人（私、同居人、おばさん）申し込んだことにしていたらしかった。
こちらに害はないので別によいのだが、なんともここらへんは海外らしい。
お金を払うと椅子に座って待ち、今度は写真撮影を行う。
写真撮影してまたしばらくすると金ぴかのカードができあがる。
裏面には撮りたてほやほやの解像度の悪い顔写真が載る。
トータル20分弱といったところだろうか。

いざゆかん、LANDARS！！！

中はとてもきれいで、日用品、ワイン、家電、家具、キッチン用品、食品など様々あった。
もちろんコストコと同様にドーナツやお菓子の試食販売があった。

私が一番はまったお菓子はこのココナッツチップスである。
写真は青のパッケージ（ほんのり塩味）だが、個人的には緑のパッケージ（ローストされた砂糖味）をお勧めする。
このココナッツチップス、139ペソと、セブ一般的なお菓子に比べると高いが、やはりそれだけの価値はある。
一度食べると止まらなくなる。ついついぼりぼり食べてしまうのだが、オーガニックで体にも良いのである。
ただ、残念なことに今のところこのココナッツチップスはLANDARSでしか見かけていない。
また、お勧めなのは肉のコーナーである。

セブの一般的なスーパー(ガイサノ、アヤラ、SMなど)では通常、
肉入りのトレイが部位別ばーっとならべられているだけであり、その常に空気に面している肉を
客がトングでビニール袋に入れ、店員に重さを量ってもらって、ようやく値段がわかるのだが、
ここでは肉は日本と同じようにちゃんとパックに包まれており、衛生的にも買いやすさとしても、
こんなにありがたいことはない。

また、めずらしくドリアンのばら売りも見つけた。
そう、ここセブでは食べたことのないフルーツがたくさんある。
ドリアンに関してはネット記事で「臭いはきついものの、食べてみるととてもクリーミーでカスタードクリームを連想させる」
という記載をみたことがあり、大変興味があった。
ただ実際食べてみたが、そんなことはまったくなかった。私にとってはただの玉ねぎだった。
ドリアンは一口食べて、料理にもできないことを確認し、ごめんなさいした。
そのあとお口なおしとしてコーラをのんだが、汚い話、
でてくるゲップもすべからくドリアン臭がした。ほんとにへこんだ。
なんとなく翌日の便からもドリアン臭がしてほんとに参った。
ドリアンだけは二度と食べないフルーツだと思う。