こんにちは、セブのIT企業で仕事をしているMaki@Cebuです。私は仕事中に英語を使っているのですが、現地採用10ヶ月目にして英語力はどうなったのだろうと気になったので、実は2月にセブにてTOEICを受けてみました!
なので今回はセブでTOEIC受験を考えている方に、セブでTOEICを受けるメリットとデメリット、申し込み方法、当日の流れ、結果通知についてご紹介させていただきます。
目次
セブでTOEICを受けるメリットとデメリット
まずはセブでTOEICを受けるメリットとデメリットについてご紹介いたします。
メリット:
・セブはTOEICの受験料が日本より安い
セブではTOEICの受験料は2000ペソ(約4000円)です!一方、日本だと税込みで5725円です。(最後の受験から一年以内の受験で割引があり、5092円となる場合もあるようですが…)1000円以上違うのはお得ですね!
・結果通知が爆速
TOEICの結果はなんと6日後に自宅に届きました。笑。爆速です。日本だとWebでの結果参照が3週間後、紙での配送が1ヵ月後ぐらいなのでありがたいですね。
デメリット:
・セブにはTOEICのテキストが売ってない
日本だと街の小さな書店であっても必ずといっていいほどTOEICのテキストってありますよね。私はセブでTOEICを受験するにあたり、過去問や単語集などで苦手な部分を対策しておきたいと思っていたのですが、残念ながらセブにはTOEICの本を置いている書店はありませんでした。
アヤラモールや、マンゴーストリートにある大きな書店など結構めぐりましたが、セブの書店で英語の試験に関して置いてあるものといえばIELTS関連の本が多かったです。あとはTOEFLがたまにあるぐらいです。
アヤラモールの書店にて「TOEICの本ってある?」と尋ねたところ、しばらく調べてくれた後に「品切れだから、取り寄せる場合は3ヶ月かかるよ」との事でした。笑。
フィリピンではそれほどTOEICの需要はないのでしょうね。そもそもTOEICを英語力の指標のひとつにしているのは日本か韓国ぐらいではないかとも思いますが…。
フィリピンの人はIELTSを受けてカナダやオーストラリア等の英語圏への留学や移住を考えている人が多いのでしょうね。
・受験会場は1つ、そして朝が早い
セブでTOEICが受験できる場所は現在1つ(SMEAG)しかないようです。なので、受験会場から少し離れている場合は辛いですね。
さらに朝が早いのです。8時から一斉に解答シートへの名前の記入やアンケートの記入が始まるのですが、事前に送られてくるメールには30分前には部屋に入っていてねと書いてあるので、受付にかかる時間を加味しても7時15分ぐらいには会場に到着しておいた方がよいかと思います。
日本だと13時からテスト開始なので、それに合わせて自分の決まりきった時間配分などに慣れている方もいるかと思いますが、やっぱりちょっと朝早いですよね笑。
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セブでTOEICに申し込みをする
では実際に申し込み方法をみていきます。
1:WEBで受験日などを確認し、申し込みをする
「CEBU TOEIC」などで検索すると出てきますが、HOPKINSのサイトにアクセスして「Register Now」の下にある「Register Online」を押します。
http://www.hopkins.ph/
自分が受講するテストを押します。スピーキング&ライティングのテストも混在しているので間違いのないようにしましょう。
クリックすると詳細ページに飛びますのでそこで緑色の「Register」を押します。
そこで、どこのテストセンターで何人受けるかを入力します。すでに空きがない場合は「SOLD OUT」と記載されます。
次のページで必要事項などを記載していきます。名前、メールアドレスなどは割愛しますがOther Informationについて説明します。
まず、フィリピン人以外はパスポートを身分証明書として登録する必要があります。
「Which Valid Id will you use?」ではパスポートを選択しましょう。
「Mode of Payment」は銀行での支払い(Bank Deposit)しか選択できません。
「Submission of Requirements (Proof of Payment, Valid ID, Photo)」は必要書類の提出先ですが1つしか選べません。
「How will you receive your TOIEC Score report」に関して、マカティ会場だと無料で受け取りができるようですが、セブ会場に結果をとりに行くことはできないので、フィリピン内の住所に結果を送る場合は200ペソ、フィリピン国外の住所だと2000ペソが受験料の2000ペソとは別に必要です。
「Does your company have a TOEIC Discount Program」は会社で割引がある場合のみYesを選択、それ以外はNoを選択します。
全て記入し終わったら「Compleate Registration」を押します。
2:BDOまたはBPIという銀行に受験料を振り込み、領収書をもらう
Webからの申し込みをすると、メールが届きます。そしてそのメールにはBDOまたはBPIの口座番号が書かれているので、このどちらかの銀行に行って直接振り込む必要があります。
その時に控えとしてもらう領収書は受験時に提示する必要があるので捨てずに取っておきましょう。
3:2インチ×2インチの証明写真をデジタルで用意する。
日本では物理的な紙の写真が必要ですが、セブでは不要です。デジタルデータの写真をメールで送る必要があります。
自分で自分の写真を撮ってもよいでしょう。その場合は無地の背景で写真をとって、ペイントなどで、2インチ×2インチ(600ピクセル×600ピクセル)に編集します。
またはセブ市内の写真屋さんでも証明写真を撮ったときにデジタルデータはもらえます。アヤラモールにも写真屋さんありますが、いつも混んでいますのでガイサノモールのスーパーのレジの近くにある写真屋さんがオススメです。Wi-Fi接続で写真データをダウンロードさせてくれます。
4:領収書と写真のスキャンをメール送信
受験料の振込領収書のスキャンを送ってね、と書いてあるのですが、スマホで取った写真でもOKです。領収書と自分の写真を添付してregister@hopkins.com.phに送ります。受験日の10日前に送る必要があるので注意してください。
1~2日ほどして、確認完了メールが届きます。これにて申し込み完了です。
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セブでのTOEIC受験当日
というわけでいよいよ当日です。
・受験当日もっていくもの
以下のものが必要です。
- 消しゴム
- パスポート
- BDOまたはBPIの支払い領収書原本
- 長袖の羽織れるもの(受験会場はかなり寒いです)
鉛筆は不要です。というか持ち込むことが出来ません。
受験会場には机の上に消しゴム付き鉛筆が2本ほど置かれています。
時計も持ち込むことが出来ません。受験会場の前の方にデジタル時計があります。紙の写真やリマインダメールのプリントアウトは不要です。
・受験当日の流れ
受付:
7時15分頃に集合して受付をします。建物に入る際に番号札を渡されて、1階にあるカフェのような場所に案内されます。番号が呼ばれたらある程度の人数でエレベータにのります。
その後受け付けをしますが、ここでパスポートの提示と、受験料支払いの領収書を見せて、手にスタンプが押されます。この時、自分が入る教室が書かれた小さなカードを渡されます。その後は自分のカバンから消しゴムなど必要なものを取り出し、会場に入ります。
会場内にはトイレがありますが、紙がない上にテッシュの持ち込みができないので、笑、係員に相談するか、事前にすませておいたほうがよいでしょう。
時間がちょっとアバウトなのですが、8時を過ぎたごろから解答用紙が配られ、アナウンスとともに名前を書きます。
日本だと解答シートが配られた時点で各自がアンケート用紙に基づいて勝手に答えをマークし、時間になったら問題を解き始めるスタイルですがセブでは違いました。
また会場のシリアルナンバーをマークシートに記載する必要があります。この点でも日本と違っていました。
受験者は日本人と韓国人と中国人が7割、フィリピン人が2割、他1割といった具合で、アンケートに関するアナウンス自体が英語なのでそれが理解できない方なども居たり、韓国人のみなぜか個人ナンバーを記載しなければならなかったり等でアンケートに結構時間がかかります。
テスト:
というわけで8時半(正確にはちょっとすぎてました)からテスト開始でした。リスニングが先に行なわれ、リーディングが続きます。
・受験当日の手ごたえ
個人的な手ごたえです。
リスニング:
説明中の設問先読み、問題文が流れている間に解答→次の問題先読みのサイクルができたけどたまに???となる設問あり。
リーディング:
終了時間の1分前にとき終わる。基本的に分からない問題はさっと飛ばす。全体的に文章の趣旨は分かるが、後半になるにつれて大きな問いのまとまりにつき1つぐらい???な質問がある。
といった感じでした。
セブ現地採用10ヶ月目のTOEICの点数やいかに
というわけで6日後に届きました。最後に受けたTOEICは2年前で、740点ぐらいでした。さて結果は…!!!
【悲報】現地採用10ヶ月でもTOEICの点数は上がらない模様。(2016年に受けたテストの最高点が740なので5点しか上がってない)じわじわとつらい‥笑。リーディングでなんかいっこ悪いやつおる‥次回は対策をして臨もう。 pic.twitter.com/xKufrz7i5T
— Maki@セブ (@makiron323) 2018年2月23日
ということでセブで10ヶ月過ごして、無対策で望んだTOEICは745点でした。日本に居たときの最高得点から5点しか伸びてないです。笑。やっぱり800点の壁はなかなか越えられないですね。笑。なんかじわじわと辛くなりました。
TOEICの対策をしよう…!
よくある話としては、TOEICの世界ではプリンターは常に故障、会議室は常に変更、飛行機は遅れる、みたいなことが言われていますが、そういうTOEICあるあるはさておき、設問で書かれていることを言い換えるとつまりこれだ!みたいなTOEIC独自の問題に慣れたほうがいいかなーと思いました。
とはいえセブでTOEICの教材を手に入れるのは困難なので、こちらのTOEICテスト対策ができるアプリがオススメです。7日間無料なので、直前対策としてやるものありですね。スマホで横になりながら勉強できるところが最強です。
本格的に対策をしたい!勉強するモチベーションが続かない!という場合にはこちらがおすすめです。
4カ月で本番で実力を発揮するテクニックを。TOEIC(R)テスト完全攻略700点コース自分で学習するのとは違ってカリキュラムが組まれている、学習コーチに相談できるという所が特徴ですね。また厳選された400問の問題集、パート別攻略法講義動画が見れるという点でもいいですね。
さらに、ビジネスや日常生活の現場を疑似体験する学習も用意されているのでよくありがちなTOEICの点数はいいけど、実際のビジネスシーンで話せないという状況を回避できます。
あとはなんといっても単語力ですかね。リーディングでちょいちょい単語が分からないところがあったので、持ってきたキクタンをちゃんとやりつつ、カバーしていきたいと思います。
まとめ
ということで今回はセブのTOEICに関してでした!今年の3月の試験までは旧形式、それ以降は新形式になるという情報を目にしました。また定期的に受験していこうかと思います。それでは!