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今でも覚えているSo whatの話

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人生は基本的にSo what? (だから何?)なのである。

どうでも良い小話だから、読まなくてもあなたの人生には一ミリも影響がないだろうけど、自分への戒めのために書くことにした。

まず初めに私がこんなことを言っている背景となった出来事から紹介していきたい。

目次

日本で社畜をしていた時の話

遡ることX年前、

日本でコードも書かず、エクセル方眼紙でなにかをもじゃもじゃして、スキルにならないのに土日も出勤するような仕事を永遠としていてすごく鬱だったときの話である。

私はその時システムエンジニアを辞めたかった。

コードは読めたけど全く書けなかったし、仕事の大半はテストや客先折衝、ドキュメント作成などいわゆる文系卒からfakeシステムエンジニアになった人が陥りがちなパターンを全うしていた。

おまけに片道一時間半かかる汚い常駐先に箱詰めされて、将来の希望も全くなく途方にくれていた。

一緒に働いていた女性がパワハラ気質があったのも辛かった。

その人が好きだという韓国ドラマをお借りして観たけどそれでも仲良くなれなかった。

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フランスでであったアメリカ人女性

あるときどうにか一週間の有給を取ることができて、ヨーロッパをぐるっと巡ることにした。

フランス、ベルギー、ドイツを鉄道で回り、安いホステルに泊ることにした。

ランダムに居合わせる、普段出会わないような人と会話をするのが好きだった。

一緒に観光に行ったり、その人の話を聞いていたりする時ほど非日常を感じることはない。

最初のホステルでは草間彌生が好きだという女性と話をしながらフランスの街をめぐった。

次のホステルでは、アメリカから一ヶ月の有給を取ってフランスの端からフランスの端まで徒歩(!)で旅しているという女性に出会った。

彼女はスマートフォンすら持っておらず、ただ「地球の歩き方」のような分厚い一冊の本だけをもって、行く道やその日の宿泊先を決めているらしかった。

ホステルで誰かに出会うと大体どこからきたのか、何をしているのか、という身の上話から始まる。

その人は40歳ぐらいで、アメリカで子供の体の運動能力の研究をしていると言っていた。

私はその女性に今の仕事が辛いことを話した。

上司が有給をとると八つ当たりしてくること、朝から終電まで働いて、土日も出勤しなければならないこと、「成長のため」といって徹夜作業を押し付けられること、働かない無責任おじさん、無意味で非効率な作業が多すぎること、などいろんなことを言って私はこの自分のシステムエンジニアの仕事が嫌いだと言った。

そうするとそのアメリカ人女性が眉間に皺を寄せて私にこう返した。

…So what?

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そう、その通り、だからなんだって話なのである

え。今この人、So whatって言ったな。So what?とは?

訳すと「だから何?」ということだ。

その時私は気づいた。あぁ私はただ自分の境遇に、愚痴に、共感して欲しかっただけなんだなと。

実際にそのアメリカ人女性の前に出会った人にも「いかに日本のIT労働環境がひどいか」を話しており、その時はある意味期待通りの反応をもらっていたのだ。(Oh それはひどいね…みたいな)

でも確かに、ははは、So what、だな!

この人は正しい。So what以外のなんでもない、何か問題があるとして、じゃあどうするの?って話なのである。

やめるのか続けるのか、なんかアクションが必要なのである。

シンプルかつ、簡潔な返しことば。So what…

なるものはなってしまったのだ、生まれついた遺伝子が、育ってきた環境が、国が、教育が、選んだ会社が、居合わせた人間が、たどりついた結果が、、、。

それを嘆いても仕方がなくて、じゃあどうするの?って話なのである。

少しずつbetterを目指すのか、諦めるのか、マーケットを変えるか、もう少し続けてみるか、期限・条件付きでこうするとか、なんかしろって話なのである。

何であってもぐたぐだ言ってないでじゃあどうする?って話なのである。

モテなくても、すごく好きだった人に振られても、今の会社のお給料が低くても、夢が叶わなくても、詐欺にあっても、人間関係にトラブルがあっても、、じゃあどうする?って話なのである。

その後の話

その後、エンジニアをやめようと思って某大手人材会社に応募してキャリアアドバイザーになろうとしていた。

最終面接まで行ったけど、東京駅のあの大きなビルの高層階のたった30分の面談で、オラオラ系の男性に完全論破されてキャリアアドバイザーのお姉さんにはなれなかった。

それからx年後、今はなぜかイギリスでソフトウェアエンジニアになった。

数年後はどこにいるかもわからないけど、それでもこの生まれ持ったひ弱でぽっちゃりな体と中庸な脳みそで、これから先もなるようにしかならないらしい。

そして与えられたいかなる残念な環境も、受け入れて「あぁくそみたいな人生だ」と思いつつ、

さて、盛り上がってまいりました、challengingでinterestingだわ、これからどうしてやろうか

ということ以外にしようがないみたいなのである。

できないと思っても、すぐには変わらなくても、一生できないとしても、やるのだ。

才能がなくても、ブスでもデブでもアホでも、やるしかないのだ。泣きながら、落ち込みながら。
それでもやるしかないんだ。やらないよりはマシだ。すこしだけよくなるなら、あとは確率に任せて量の問題にしよう。

残念ながら世の中は、So Whatなのである。

おわり。


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