最近某大手企業の男性エンジニアが「女性エンジニアが少ないとやる気でない」と発言した事で、ネットで物議になっていますね。
色々と記事をみているとIT業界で働く女性は全体の25%なんだとか。確かに体感としてどの現場でも圧倒的に男性が多い職場だと思います。
そこで今回は、タイトル通りなのですがまさにその女性エンジニアである私の意見を書いてみようかなと思います。
女性エンジニアに該当する私としても、女性エンジニアが増えて欲しいと思っているので、そう言ったところも書いていこうと思います。
目次
そもそもの話、女性よ、なぜエンジニアにならない!
そもそもの話ですが、なぜIT業界には25%しか女性がいないのか。
女性よ、なぜエンジニアにならない…?
私は自分がやっているからというのもありますが、
私は大学卒業後の進路を決めかねている女性や、事務職・介護職から異業種に転職しようと思っている女性には圧倒的にエンジニアをおすすめしますね。
もはやならない理由がないぐらい。
女性がエンジニアになるのをおすすめする理由としては、
- ITエンジニアは常に数十万人の規模で不足しているので当分は就職・転職に困らない
- 事務職などに比べると給与がいい
- Web系は特にリモートワーク可能
- 技術力さえあれば、育休・産休後でも復帰しやすい
- フレックス制の会社が多いので、朝ゆっくりできる
- 服装に関してもゆるめ
- (今のところ)女性エンジニアが少ないので重宝される
というところでしょうか。
こんなにいい点があるのに、あんまり認知されていないのではと思います。
なんかとっつきにくいというイメージがあるのでしょうか。
でも転職で迷っている友達にエンジニアを進めると「なんか難しそう」と言われちゃうんですよね、実際。
大丈夫です。難しくないですよ。
文系とか理系とかは全然関係ないです。偏差値とかも、関係ないです。
また、年齢も関係ないですね。
プログラミングは言語学習に近いものがあると思っていて、要は慣れの問題です。
例えばあなたが九州出身で、就職や就学で関西に行くことにになった場合、初めは関西弁にすごく違和感を覚えると思うのですが、数ヶ月もたてば自然と関西弁を喋るようになりますよね。(実体験)
プログラミングも実際、そんなもんです。
特に日本のエンジニアは、プログラミングをオフショア(海外の人に外注する)してることが多いので、プログラミングがかけなくても基礎知識があればOKという会社も十分にあります。それでいて東京で手取り25万円の求人とかザラです。
なぜなら、ITエンジニアは数十万人単位で不足しているので。
数十万って…軽く地方都市ぐらいの人口ですかね。笑。
特にオフショアが絡む案件だと、海外出張や海外法人移動のチャンスも十分にあります。
実際に私は会社のお金でアメリカ出張したり、フィリピン法人で働くことができました。文系卒・数学苦手・未経験からはじめて、です。
ここは結構IT企業冥利かなと思っています。
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コミュニケーションに長けている女性はエンジニアに向いている
上記で述べた通り、IT業界で働く上でプログラミングの知識というのは慣れていくものですし、職場にいたらいやでも色々調べて自分の知識になって行くので、心配しなくて大丈夫。
それよりもIT業界で仕事をする上で求められるものは圧倒的に「コミュニケーション能力」です。
なぜかというと、IT業界ではお客さんのざーっくりとした要望を緻密にソースコードに落として行く過程があるのですが、
お客さんとプログラミングをする人とで認識相違があると、とんでもないことになっちゃうんですよ。
お客さんが「お好み焼き作って」とざっくりした要望があったとして、
プログラマが思う「お好み焼き」として、シーフードと麺が入ったものを作ったとしても
お客さんからは「本当は豚バラ肉の麺なしでキャベツが入ったものが食べたかったのに!作りなおして!(皿がっしゃん)」って言われちゃうからです。
…ちょっと例が微妙ですが、このお客さんが「お好み焼き作って」と言った時に
「豚バラ肉の麺なしでキャベツがいい」という要望まで引き出せるのって簡単そうに見えて難しいんですよね。
プログラマが作業に入る前に十分にコミュニケーションが取れていないと、シーフードと麺、プログラマの作業時間を無駄にしちゃうのです。
技術はあっても人とのコミュニケーションが苦手というプログラマも少なからずいますので、そういう面でもコミュニケーションに長けている女性エンジニアが求められているのです。
ここでちょっとでもエンジニアに興味がでたぜという方は、まずプログラミングがどんなもんかやってみる、というのもアリかなと思っています。
TechAcademyだとオンラインかつ無料でプログラミングがどんなもんか体感できます。
トライしてみて、少しでも「面白い」とか「あ、私でもできそう」と思えたならエンジニアに向いてるでしょう。
そうオンラインで完結しちゃうんですよね。IT業界。化粧もしなくていい。服も悩まなくていい。めっちゃいいやないかーい!
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男女比が極端に偏ると不満が出るのでは
さて本題ですが、今回問題の発言をした男性は、
「女性エンジニアが少ない」から「機械学習を用いて女性の採用を増やす」という方法ではなく
「男性エンジニアの声を機械学習を用いて女性の声にした」という方法を用いたため、「女性」の捉え方に批判が出たのだと思います。
方法はさておき、「女性エンジニアが少ないとやる気でない」はごく自然なことのように思うのですが、私だけでしょうか。
エンジニアに限らず、男性が女性に対するアプローチとして仕事を頑張るっていう話は割と聞きますけどね。
個人的に私は仕事ができる男性エンジニアはグッときます。笑。なんだかんだ言って仕事ができる男性って気になるもんなので。
男性が、女性がという事ではなく比率に偏りがあるから不満が出るのではないかなと思うんですよね。
例えば逆に女性が多い職場で考えると保育士や看護師があると思いますが、少なからずそういう職場では「もっと男性がいたらなぁ」という声があると思っています。
ちなみに私は1年間だけ栄養士を養成する大学に通っていたのですが当然ながら女性が8割を占めており、2割の男性と言った感じでした。
グループを分けて調理するということも多々あったのですが、男性がいるグループの方が盛り上がっていたし、成果も出ていました。
女性がどうの、男性がどうの、というよりかは男女比が偏るとバランスが失われてよくないねーぐらいの感覚かなと思います。
さらにもう一つ例をあげると、私が新卒で入った会社の同期はなぜか9:1で女性の方が多かったのですが、
それを知った時に正直に「男性少ないな、残念」と思いました笑。
ちょっとGESUな考え方かもしれませんが、憧れや恋心は圧倒的なモチベーションになるのは事実かと。そしてそのモチベーションを増やす機会を増やすのあれば男女比は50:50で良いのかなと思います。笑。
もちろん恋愛をするために仕事をする訳ではありませんが。
毎日8時間から10時間会社にいて作業をする訳なので、当然しんどい事もあるだろうし、行くのいやになる事もあるでしょう。
でもその中でも少しだけ気になる異性がいたら、希望になるかもしれない。「○○さんがいるから会社いこうー」って。
本人にアプローチするかは置いといて、これだけでも十分に効力があるのではと思います!笑。
意外に女性エンジニア同士で「社内の推しのおじさん」の話とかで盛り上がりますからねwww
まとめ
というわけで今回は女性エンジニアについて意見を書いてみました。
女性エンジニア、増えて欲しい増えるべき! 個人的には、ランチ食べながらIT業界あるあるとか言い合ってゲラゲラする同性ってめっちゃ貴重なので!笑
少しでも多くの女性がHelloWorldしてくれることを望んでいます。
もし、最後までよんでくださった方で、IT業界に興味がでたけど、完全に未経験だし、どうしていいかわからない・・・!という方はまずプログラミングスクールから初めてみるのもいいかと。
詳細はこちらの記事に書いています。最近は素晴らしいプログラミングスクールがもりもり出てきていて、私も通いたかったぐらいです。
ぜひご覧くださいませ。
という訳で今回はここまでです!それでは!