Kindle Unlimitedでビジネス書を読み漁ったのでタイトル通り、感想を連ねていきます。
こんな人におすすめというのも含めて紹介できたらと思います。
※随時読んだら更新していくスタイルで一万字ぐらいを目指したいと思います。
目次
Kindle Unlimitedで読んだビジネス書
※KindleUnlimitedで読める本のラインナップは急に変更されることもありますので、ご了承ください。
読みたいなーと思ったら即時に読んでおくことをお勧めします。
仕事2.0 人生100年時代の変身力
NewsPicksらしい本だなぁという印象でした。さくっと読める本です。
すごーくざっくり言うと人間の寿命が100年に伸びてきているので、これからの生き方も働き方も変わっていくよ!という趣旨ですね。
特に日本のこれまでの終身雇用・年功序列で生き抜くスタイルから変わってきているので、
有形の資産だけでなく教育や人的ネットワークなどの無形の資産の構築も必要だよね!という感じ。ライフ・シフトからの引用が多かった印象ですね。
印象に残った部分の抜粋↓
「今でも多くの若者は、年功序列を好んでおり、実力主義はむしろ嫌われる傾向にある」
「年金や医療費などの社会保障費は維持できない、ということを政府が認めてしまっている」
ライフ・シフトおいて「あなたが何歳だろうと、今すぐ新しい行動にに踏みだし、長寿化時代への適応を始める必要がある。長く生きる人生に向けて準備する責任は、結局のところ一人ひとりの肩にかかっている」と警告している
寿命が延びると、お金を貯蓄するより、「より長く働くための資産」を貯蓄する必要がある
平成27年度の国民医療費は約42兆円、社会保障費の約37%を占める。中でも65歳以上の高齢者の医療費が占める割合は6割。
2025年は人口のボリュームゾーンである団塊世代のすべてが75歳以上の後期高齢者
これからは1人が1つの会社で週5日、1日8時間で給与は20万円〜という価値観が変わって、複数の会社で働くことや週3日勤務、ジョブホッパー、会社に務めるのではなくプロジェクト単位で人を募集してプロジェクト後に解散する人々、週末マーケター、週末起業なんかが当たりまえになる時代がくるのかもしれません。
人間の寿命が伸びているから無形の資産(教育・経験・人的ネットワーク)を構築して、生き抜こうという趣旨で書かれている本ですが、
老後にかかる費用のケーススタディでは60歳が95歳まで生きる場合で、計算式にあてはめ試算したところ、自分で用意すべき老後の生活資金は年金などを差し引いて約6400万円と記載されていましたw
健康寿命が74.9歳な現代において、現役世代がその額(約6400万円)を貯金するための一番現実的な方法は「現役期間を延ばす」こと、とされていました。
うーん、体力も頭脳も衰えて認知症や痴呆、寝たきりの可能性が高い老後生活のために6400万円の資産を、子供を大学進学させつつ貯蓄するのってあんまり現実味なくないですかね・・。
仮に25歳から75歳まで貯金するとして1年間で128万円・・子供の学費抜きにして。うーん。
60歳の誕生日を迎えたらネコちゃんに転生したい今日この頃ですね。
この本を読むのがオススメな人
・老後について考えている人
・NewsPicksが好きな人
しょぼい起業で生きていく
就職活動がいやで起業をしたえらいてんちょうさんの本です。
「起業」と聞くと、初期投資が膨大に必要そう、銀行からお金を借りなきゃいけなさそう、人を雇ったり、スポンサーを集めたり、出資を受けたり、
とにかく大変そう。
というイメージを持っている方も少なくないかと思いますが、その固定概念を覆してくれる本でした。
「XXの業界を俺が変える!」みたいな大きな志ではなく「普通に就職活動して、会社で働くのがいや」というモチベーションで起業、という素直な感じに心惹かれますね。
どうしたらリスクを低めに、初期費用も低めに起業ができるかというアイディアが詰まっています。
例えば
・店舗に住む、
・店のSNSを解説、ではなくて先にSNSで人気になる、
・無料の品を店舗の前に配布してみる、
・従業員を雇うのではなくやりたい人にやりたいことをしてもらう、
などなど、あー確かに再現性はありそうだなぁと思いました。が、行動力とメンタルの強さはそれなりに必要そうかなというのが個人的な意見です。
この本を読むのがオススメな人
・働くことについて疑問がある人
・低リスクで起業してみたい人
オタクの息子に悩んでます
評価経済社会とかレコーディングダイエットでおなじみの岡田斗司夫さんの本です。
Yahoo知恵袋でよくみるようなありとあらゆる人間関係・仕事・恋愛の悩みに対して岡田斗司夫さんならではの切り口で回答をしており、
その回答のプロセスもフレームワークとして丁寧に解説されています。
巻末にはすべての人生相談とその回答が記載されていますが、読んでいるとどれもしっくりくるものでした。
決してありきたりなものではなく、斬新さがあり、そして愛がある笑。
あらゆる人生相談が投稿されていますが、中学生のクラスの立ち位置の悩みや高齢者の恋愛や家族との関係についての悩みなど、
年齢層も幅広いので、どんな人が読んでも楽しめる本だと思います。
この本を読むのがオススメな人
・人から相談を受けた人
・悩んで堂々巡りをしている人
永江一石のネットが面白くてナニが悪い!!: ブログ3年間でバズった59エントリー総まとめ
WEBマーケティング業界で有名な永江さんの本ですね。
後述しますが、「金がないなら頭を使え 頭がないなら手を動かせ」という本をよんで面白かったので、こちらの本も読んでみることにしました。
「金がないなら頭を使え 頭がないなら手を動かせ」は割とWEBマーケティングよりという感じですが、こちらの本は年金の話、ネット投票の話など世の中のニュースにざくざく切り込んでいく感じでした。
ランチパックが腐らない問題など、「あー確かに私は情報弱者かもしれない」と自己反省させられるテーマが多かったですね。
他にも印象にのこった部分は・・・
・サッカー選手はクタクタになるまでグラウンドを走らされても「うちのチームは練習きついからやめます」なんて誰もいわない
・「一流になりたくて努力する」レベルの人は人の賞賛が欲しいから頑張るわけで、それはそれで別にいいけど、超一流にはならないんじゃないかなと。その仕事が好きで誇りを感じているならば、「努力」を努力と感じない。
・やりたいことやっちゃう人生のほうが、間違いなく面白いのである。では、どうしたらやりたいことで飯が食えるかというと、知見や能力を高めるしかない。
・「会社が辛い」と思っている人は要するに、「仕事がイヤ」なわけです・生活のためにイヤイヤやっているワケだから、そりゃ辛くてたまらない。
・「相手の要望に合わせてこそコンバージョンがあがる」ってマーケティングの基本なんです
この本を読むのがオススメな人
・自分の情報リテラシーの度合いを再認識したい人
金がないなら頭を使え 頭がないなら手を動かせ
ちょっと発行年が古いかなーと思ってあまり期待してなかったのですが、かなり読み応えがあり読んでよかった本だと思いますね。
特にWEB制作に関わる人、WEBで集客をしたい人、はすべからく読んでおくべきだと思います。
WEBマーケティングにズバッと切り込んだ意見が多く、WEBマーケティングリテラシーをぐっと向上させてくれる一冊だと思います。
永江さんのような方のブログが無料で読めてしまう時代、素晴らしいですね。
本をたくさん読むようになると読み飛ばす部分も多々でてくるのですがこの本は読みやすさもあって、しっかり読みました。
多くのWEB制作の仕事をしていると制作者や顧客の好みで物事が決まることが多いですが、大事なのは顧客視点であることだと再認識させられます。
またWEB制作は基本的に集客と売上向上のためにあるものなので格安WEB制作で売上向上は期待しないように、など頷きが多いですね。
とはいえ発注者側にそのリテラシー(5万円制作でのWEB集客が難しいこと)を持ってもらうのはかなり厳しいと思いますので、受注者側が格安で制作案件を受けないリテラシーを持つ方が容易かと思います。
駆け出しだからフルカスタマイズのWEB制作を5万ポッキリで集客までコミットとかを受けるべきではないということですね。
格安制作を否定しているのではなく、格安制作はパッケージ売り的な感じで、一度つくったテンプレートをカスタマイズほぼなしで集客もコミットしない売り切りで販売ならまだOKだと思いますが。
あとは独立ショップ(自社のECサイト)はやっぱりアマゾン・楽天には敵わないですよねというのも納得でした。
印象に残った部分です。
・コンテンツの基本は、「自分が書きたいものではなくて、訪問者が読みたいものをかく」
・「超格安ホームページ制作5万円ぽっきり」に依頼する場合、月間の売上アップは全く期待しないように。それ以上期待するのは図々しすぎます。
・営業電話をしてくるWEB制作会社にまともなところはない
・素人の客をホイホイ聞くようなところは怪しいと思え
・お金を払うからって偉いわけではない。お金を払う対価を受け取るので、対等なワケですよ。物々交換の時代は対等で、貨幣経済になったら金払う方が偉いっておかしいでしょ。
この本を読むのがオススメな人
WEB制作に関わる人
WEBで集客をしたい人
WEBコンテンツを作る人
ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。~
あなたの人生の源は、ワクワクすることにあるという主題通りの本でした。
モチベーション革命という本にも通ずるところがあると思うのですが、
好きなこと・ワクワクできることだから成果がでる、仕事になる。という趣旨の本ですね。
一理あるとも思いつつ、現実的には厳しいのではという思いを抱きつつ読んだ本でした。
実践的なワークも収録されているので、自分がワクワクすることを見つけるには良いと思います。
好きなとやワクワクすることをしたいので早くベーシックインカムが導入されてほしい今日この頃です。
この本を読むのがオススメな人
ただ閉鎖的な毎日を過ごして「自分の人生はなんだっけ?」という人にはおすすめできそうです。
男女脳戦略。
かつてテレビに良くでていたDaigoさんの本です、今ではニコニコ動画やYoutubeの方で人気ですよね。
男女というか男性脳、女性脳の違いについて書かれていました。
ビジネスシーンなどで男性脳の人にはこういう風に褒めたら良い、女性脳の人にはこう注意するとよい、といった感じのことが解説されていて、
具体的なシーンに沿っており、わかりやすい内容でした。
相手が男性脳か女性脳かを判断しつつ、意識的に表現を変えると交渉がスムーズに行くこともあるよなぁと納得しましたね。
ただ、読んでいて自分は部分的に男性脳だとか、この場合は女性脳に近い考え方をするかも、と一概にはいえないこともあったので、
あくまで「傾向」だと認識した上で読むと良いかと思います。
マーケティングには使える情報ではないかと思いますね。
この本を読むのがオススメな人
マーケティングに関わっている人
後悔しない超選択術
こちらのDaigoさんの本です。
後悔しない選択というテーマで世界の論文も引き合いにだして、心理学的な用語をわかりやすく解説されています。
実践的なワークも多数あります。本の流れとして、
・自分の選択の仕方のタイプを把握、
・自分の選択タイプを把握した上で後悔をしない選択をするための準備
・後悔しない選択をするための習慣
・後悔しない選択をするためのトレーニング
という風に自己分析から実践的なトレーニングを行えるようになっているので、本当に後悔のない選択をしたい人にはおすすめです。
特に
心に余裕がないときほど脳が楽をしようとして、バイアスをかけて非合理的に物事を判断するようになるのです。
という一文にははっとさせられましたね。
この本を読むのがオススメな人
・後悔しない選択をする習慣づけをしたい人
失敗を失敗とおもわないための10の技術:完璧主義をやめたいあなたへ。
有名なイケハヤさんの本です。さくーっとよめるのが良いですね。
要は1回や2回の失敗ぐらいでやめるな、失敗するのが普通だ、失敗9、成功1ぐらいが普通だ、どんどんやれ、みたいなことが書いてあります。
あーやらかしたーって時にさくっと読める本ですし、失敗して視野が狭まった時に起動を修正してくれると思うのでよいかなーと思います。
この本を読むのがオススメな人
・失敗してしまった人
お金を持っていない30代になりたくない人が読む本
内容としてはアフィリエイトの本なのですが、他のKindle Unlimitedの本と比べると内容がしっかりしていて読みごたえがありました。
どういう商品を狙うのか、どういう人をターゲットに絞り込むのか、など、具体的でわかりやすいですね。
何度も読み返したい本だと思います。
Kindleのアフィリエイト系の本ってほんとにググれば出てくる情報を書いているものが多いです。
初心者向けで体系的に、という意味では良いと思うのですがもう少し踏み込んだ内容の物をさがしてまして、この本はよかったです。
この本を読むのがオススメな人
・アフィリエイトをそこそこやっている人
神メンタル
よくある引き寄せ系の本かな?と思いましたが、自分ひとりでもできるワーク形式になっていまして、
実践できる部分も多いのでモチベーションが低下した時にはこの本に書かれている内容を実践するとよいかなと思います。
確かに電車に乗る時には目的地があるけれど、こと人生となると目的地を持たず生きており、かつなんとなくあれしたい、これしたいと思っている人は多いなぁという印象です。
また、自己評価=自分が自分のやりたいこと・達成したいことができて然るべきだ、という価値観を持つことは大事だと思います。
できると心のそこからおもえないと、やっぱできないですもんね。
この本を読むのがオススメな人
・人生のモチベーションが低下してきた人
・いつも挫折してしまう人
金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?
ちょっと発行日が古いですがホリエモンのメルマガでの起業アイディアと、メルマガ読者からのQ&Aですね。
さくっと1〜2時間で読めてしまいます。
特にQ&Aが面白く、いろんな人の悩みをズバズバ切っていくのが痛快でいいですね。
受けた印象としては、大半の人はくだらないプライドを捨てられないということ。
胸がいたいです。
この本を読むのがオススメな人
・起業のアイディアのインプットをしたい人
・ビジネスなどで決断ができずにちょっと悩んでいる人
2035年の世界
未来科学の話です。経済、医療、環境などあらゆる方面で、世界はこうなるだろうという予測や、こういう動きがあるということが書かれています。
1つ1つの未来の科学予想が短くまとまっていて読みやすいですね、ビジネス書としてもおもしろいです。ここからビジネスを思いつく人もいるかもしれません。
発行日が2014年なんですが、2019年でその後どうなったか、というのを調べるのも楽しいです。
月並みですが、自分の想像以上に世界は進化しているなぁと思います。
生物系のテクノロジーは倫理の問題がたちはだかり、マスメディアやインフラ系のテクノロジーの発展は既存利権の問題が大きいですね。
少子高齢化などで悲観的な声もある日本ですが、こういったテクノロジーの発展に関しては夢があります。
が、平均寿命が45歳ぐらいの日本で、制限されることも多いでしょう。
この本を読むのがオススメな人
・テクノロジーの話が好きな人
・未来にワクワクしたい人